すずききよしの音楽日記 VOL.27

 

イラクでボランティア活動をしていた日本人が、武装ゲリラに人質にされ、

『24時間以内に自衛隊を撤退させなければ、3人を焼き殺す』と脅迫し

て来た事について、『自衛隊を帰国させない。もし帰国させたら、脅迫に

屈したことになる』と小泉首相は大見得を切っていましたが、イラクの宗

教指導者や、各部族の代表等の働きかけや、、3人の家族たちの、TV

取材したVTRを放送したことを受けて、3人の日本人が本当にイラク人

たちのために命懸で、ボランティア活動をしていた事や、アメリカの攻撃

や、自衛隊の派兵に反対している人たちであることが理解されて、「24

時間以内に解放する」と、声明してきたことを、各社のニュースが伝えて

います。

 日本国中の人が、『良かった、良かった』と胸をなでおろしたと思います

が、忘れてはいけないのは、これで武装ゲリラの『人質作戦』が終わった

訳ではありません。

 むしろ世界の世論を喚起する方法として、『極めて有効な手段である』

と言うように解釈したかもしれません。

 アメリカは現在も『モスク』と呼ばれているイスラム教の、教会と言うか、

寺院と言うか、神の宮殿(神殿)と言うか、民族の一番尊い所にミサイル

や爆撃などの攻撃を加えて死傷者を続出させているのです。

 まさに、人類の歴史上一番、歴史的な愚かな宗教戦争十字軍以来の

愚かな戦争に踏み出したのです。

 戦争屋の手先に成り下がった、小泉純一郎を総理の座から引き摺り

下ろさないと、日本国は滅びてしまいます。

   NO MOR WAR

                    すずききよし作詞・曲

1 貧しさや 病からの 救いを求めて

  祈りに集う人々の 迷う心を欺き

  神の名の下に 正義の名の下に

  血で汚された道へと いざなうのは誰か

  Rf 許してはならない 許してはならない

     2度と戦争は 許さない

2 ささやかな 幸せ求め 生きてゆく喜びを

  弱いものが 手を取り合い やっと守られるのに

  その心を踏みにじり 働く仲間の血を売り

  あのルビコン川を 渡ったのは誰か

  (Insturument)

3 愛し合う者を引き裂き その命を奪い

  街や村を 焼き尽くす 戦争への道へと

  飽くなき利益と欲望の 犠牲(いけにえ)とする為に

  人々を駆り立てようと しているのは誰か

  Rf,許してはならない 許してはならない

    2度と戦争は許さない

    許してはならない 許してはならない

    2度と戦争は許さない