すずき きよしの「音楽日記」 Vol.10
  播州・西脇.....、そして 泉州・岸和田

 
 
 12月と言えば「師走」と言うくらいで、忙しくてあたりまえであります。
わたしは、4日は満州の同窓会(関西会)などはさておき、シルバーアンサンブルの出張教授や、
15日の関西MIC(マスコミ・情報・文化関係労組)の「生音楽で歌う望年会」の審査委員長とか、
8日のいずみ野福祉会主催の「ヒューマン ライツ コンサート」のプロデュース兼司会とか、
14日は、東京で、日本音楽家ユニオンの全国評議委員会とか、公私共に忙しく動きまわっております。
 16日は、本業の「シンガーソングライター&オルガナイザー」....(懐かしい私の呼び名です)で、
播州労音主催の「21世紀を生きる若者の集い」に、スペシャルベストとして招かれ出演しました。
「歌とおはなし」で90分間を、小野真智子、田村剛志両君とともに、ライヴコンサートに燃えてきました。
 かつて、日本フィルハーモニー争議当時、「4000人の観客で『頑張れ!日本フィル』コンサートを成功
させよう」と燃えた姫路労音の仲間たちに贈った「だけど いつかは」や、赤穂労音の結成総会の時、
「私は在日韓国人であることを今まで隠してきました。」との生い立ちや、差別との葛藤の中で、
悩みながら活動してきた少女の話に感動して作った「涙をあつめて」、埼玉音鑑と川越音楽の活動家を励ます
ために作った「あつい仲間たち」などをシングアウトしました。
当時を想いだして、胸を熱くした「昔のわかもの」もいました。
 その後の交流会では、信頼できる友人、仲間のいる労音活動の素晴らしさなどが、冬の夜の更けてゆく時間を
忘れて語り合われました。
 帰りには、手作りの素敵なクリスマスプレゼントを頂き、135度線をあとにしました。

20日は、グランドホールで、岸和田障害者共同作業所(いずみ野福祉会)主催のクリスマス・パーティに、
田村剛志君と出演。
 「赤鼻のトナカイ」「きよしこの夜」、ホームレスをテーマにした「ポチとおじさん」、「てのうた」
「ぼくたちゃ負けないぞ」などを歌い、大いに楽しんでもらいました。
 
今年もあっという間に、過ぎてしまいました。
来年も、コンサートに、創作に頑張り、たくさんの「音楽日記」が書けるように、
心がけたいと思っています。