すずききよしの音楽日記 Vol.19

「イラクは大量殺戮兵器を隠している。アメリカは、その証拠を掴んでいる。
   イラクの大量破壊兵器を見つけ出すことが、この戦争の目標である。」と、アメリカの
   ブッシュ大統領は演説し、イラクに何万発ものミサイルや、爆弾を雨あられのように
   打ち込み、何千人もの、子供や、老人を含む、非武装の一般市民を大量に殺戮した。
    日本の小泉純一郎首相は、アメリカの発表を鵜呑みにして、法律を改悪して、直ち
   にイラクに自衛隊を派遣しなければならないと,喚き立てている。
    でも、この日本の国がアメリカ空軍の無差別爆撃で、廃墟となり、何百万人もの
   非武装市民が殺されたことも、忘れてはならない。
    石油の利権のために中近東を何が何でもアメリカの支配下に置こうとしているブッシュに抗議の思いを込めて作った歌です。
   瓦礫の街に朝日がやってきた
1. 瓦礫の街に 朝日がやってきた
   無差別爆撃に 崩れた街の上に
   死んだ海老のように 身体を丸めて
   寝ている 傷ついた 男たちの上に
   2.瓦礫の街に 朝日がやってきた
   破れたテントに 崩れた壁土に
   乾いた涙が 頬に残っている
   子供を殺された 女たちの上に
   3.瓦礫の街に 朝日がやってきた
   屋根も無い家に 身体を寄せ合って
   父母を奪われ 水も食べ物も無く
   泣き声も忘れた 子供たちのうえに