すずききよしの音楽日記 Vol.23

   悪夢から、1ヶ月余が過ぎ...

賀新年を言う前に
2003年の「すずききよしと素敵な仲間たちで作る
 『LOVE & PEACE』クリスマスコンサート」に
満員で成功させてくださった皆さんに
 心からお礼を申し上げます

あの夜 山手幹線を 西に向かって
 帰途へとのんびりコンサートの感想を
カミさんと交わしながら走っていた私の「ek-ワゴン」を
 荒っぽく蛇行追い越しをして行った車に
あふられて 思わず左へ避けた弾みに
 歩道の縁石に車輪をとられ 並木に激突 
残念ながら 長年乗りなれた デボネアと違って
 ひとたまりも無く 「クシャン」 と前半分が潰れ
『愛車は廃車』と 一瞬に改名

 キーを抜いて 発火を防ぎ 這うようにして
助手席で「お父さん 助けて!」と
 叫んでいるカミさんを 
通りがかりの人の助けを受けながら
 引っ張り出しました
其処へ誰かが通報してくれた
 救急車がサイレンを鳴らして到着
二人は 即 救急病院へ入院
 レントゲンの結果 「多分 骨折は 大丈夫
打撲でしょう ひょっとしたら 肋骨にヒビが?」
 ま 2、3日入院して 様子を見ては」
と ドクター 『奥さんは トイレも行けないので
 自分で行けるまで入院ですね』
『ワシは大丈夫じゃ』と
 あくる日さっさと退院したのは良いけれど
痛みは酷くなるばかり 近所のドクターが
 『尼崎中央病院でCTを撮って来てください』
内臓に異常は無かったけれど
 『じゃ 当院(うち)でレントゲンをとりましょう』
角度を変えて3枚程撮り直し
 『アララ 肋骨が 10 11 12 と 
3本 折れてますね 痛みが消えない筈ですね』
 湿布をして きつくコルセットを締めているしか
仕方が無いのです

 事故から1ヶ月 少しづつ 薄紙を剥ぐように
痛みがマシになって来ています
 『もう少しで 強いキヨちゃんが復活するぞ!』