すずき きよしの「音楽日記」 Vol.7


 すずききよしコ ンサート(8月28日・フェニックスホール)チケット発売開始!

 
 


 新音の芦田事務局長が「ヨイショ ヨイショ」とチラシとチケットを届けてくださいました。
 早速、大融寺で開かれた「窓友会」(黒田ジャーナル主催)にチラシを持参すると、
「チケットを下さい」と申し込んで下さり、とても心強くなりました。
 今まで、コンサートに来場された方や、ファンの方には、ご案内をお送りいたしました。
また、7月10日号の「ぴあ」にも掲載されていますので、一人でも多くの方がチケットを
購入してくださることを願っています。
 さて、この頃ちょくちょく、昔のフォークソングの連中が、ええオッチャンになってTVに
出ています。 懐かしいような「フフフ....」と言いたいような、「そう言えば、あのシーンの
中に俺がいたこともあったっけ」と思い出しました。
 高石ともやさんが、アートプロの秦社長と一緒に、私が作・編曲者として所属していた
音楽事務所に来て「すずきさんが作詞・作曲された『俺らの空は鉄板だ』と言う歌は、
日本のフォークソングだと思うので、ぜひ歌いたい」と。
その年、朝日新聞の職場合唱団「ジャコーラス」がア・カペラ男声合唱で歌って、創作の部で
全国一位になった歌です。 重々しい男声四部合唱曲を、軽くギターだけの伴奏でカントリー風
に歌ったのは、ちょっとしたカルチャーショックでした。 その頃の私は、単なる作曲家として、
歌い手たちにいろいろ文句を付けていましたが、紙ふうせんの後藤悦治郎さんや、アメリカの
シンガーソングライター、レン・H・チャンドラーに勧められて、自分自身で歌うようになったのが、
1971年からです。自分で歌ってみて「この歌、結構、難しい歌」であることがわかり、
反省したものです。 ......、
29年間、大事に歌ってきた思いも込め、今回のLIVEでも「俺らの空は鉄板だ」を歌いたいと思います。