すずききよしの音楽日記  Vol.67

 

 

「はぐれつばめ」を女声コーラスにアレンジしました

 

背中の腫瘍切除の手術をしました(928日)


 先週、「福岡の榊です。」と、中年の女性から電話が掛り、よくよく聞くと、1955年から1960年まで、私は福岡に住んでいて、九州青年合唱団に籍を置いて、うたごえ運動や、平和運動や、労働運動に参加していました。
 その九州青年合唱団員の一人で、その頃は可愛らしい女性活動家の一人だった人です。
「今、日中友好協会で合唱団を作ってるとですけど、中国残留孤児の歌「はぐれつばめ」を作られたとでしょう。女性合唱曲に編曲した楽譜はありませんか?」と言う話。
「今、急ぎのアレンジ抱えているので、ちょっと時間くれたら・・」と編曲して送りましたが(あの頃20代だった私が今70代と言うと彼女も60代かな?)女性の年の詮索は止めよう。

 その作業中にも、どうも背中が痛いような、痒いような、気になって仕事が捗りません。
 最近、何時もそうなんです。背中の肩甲骨の左下に、何だかコリコリしたものが出来て、痛いような痒いような具合なので、何時もリハビリに通っている中村クリニックで、医師に相談すると「これは「粉瘤」と言って、良性の腫瘍ですが、大きくなったり、痛みを感じるようだと切った方が良いですね」とのこと。
「ちょっと確かめるために切って搾って見ましょう」と言われて絞ってもらったのですが、なんだかオカラみたいな物が出て来ました。
「これで、様子を見てまた大きくる様だと、内部にあるオカラ状の物を作り出す素である袋みたいな奴を取り除きましょう。原因を除かないと、また何度も出てくるし大きくなると、良くないのでもう少し腫れがひいたら、手術しましょう。」と言われていました。
 昨夜、だいぶ腫れがひいたので、明日の朝10時に切開しましょう」と言うことで、今朝手術して貰いました。
 「局部麻酔で30分ぐらいで手術は終わりますから・・・」と今日の午前中にオペが終わり、午後は,「ギターで弾き語り」のレッスンを受けに来る方があるので出社しました。
 粉瘤(ふんりゅ)=アテローマというのは皮下にできる良性腫瘍の一種で、外科外来病院で、もっとも多い手術だそうですが、まだ理由ははっきりしないようです。
 取り出した腫瘍は、直径8mmくらい、長さは16mmくらいの梅の種みたいな大きさでしたが、今は、麻酔が切れて痛みがありますが、時間が治して呉れるでしょう。
 しかし、こんなものが体内に発生するなんて不思議ですね。

 これで、今、編曲中の曲が仕上がりが早くなるでしょう。居眠りさえしなければね。