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玉抱―ぎょくほう
小輪 三~四月咲き 石川(日本種ツバキ)
玉抱 2005/03/29撮影
(2005/05/10撮影)
桃~濃桃色の一重、唐子咲き、小輪。
抱え性の外弁が平開すると、花心の白っぽい唐子弁が半球状に盛り上がる。
楕円形~倒卵形、中形、少し波曲する。薄質。
立性、やや弱い。
来歴
高越村の民家の栽培種。
1970年、塩田卓の命名・発表。
特徴
空中湿度の高いところでは生育が良い。
接木苗を求めて育てたほうがよいとアドバイス(椿華園さん)された。

栽培一年目

2000年4月11日、新潟の椿華園より接木一年生を通販購入。蕾2個付き。

4月14日、蕾1個落ちてしまう。

4月16日、残りの蕾落下。結局今春開花せず。6号駄温鉢に植え替える。用土は日向土と鹿沼土にパミスを混ぜたもの。接木苗で土を洗い流すのが大変だった。初めてのツバキの鉢植えなんだけど、この用土、ものすごく水はけが良い。大丈夫なんだろうか……。

4月28日、余りにも水持ちが悪い椿華園のおじさんに聞いて5%のピートモスを加えた用土に替える 底のゴロ土も1段にする

11月3日、摘蕾。一応10月にしたけど残しすぎに気づいて1個取る。

9月19日、秋肥え。11月18日ベランダに移動。12月5日、蕾が1個になる。12月31日室内に移動。

栽培二年目

玉抱 2001年10月24日撮影
(2001/10/24撮影)

2001年2月7日、散布のために窓の鉢を全て運んで、落ちている蕾を見つけた。昨年も開花なく蕾が落ちたし、我が家では環境が合わないのかな?? 2月17日残った蕾も落ちかかっていたので、取っておく。

3月17日、6号駄温鉢から7号プラスチック鉢へ鉢上げ。用土は日向土と鹿沼土にパミスを混ぜたもの。作業中、一番下についていた、主幹のタケノコ芽を落としてしまう。3月20日マグァンプKを表土に混ぜる。

室内からベランダへと慣らしながら4月4日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。

春~秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいた。蕾はついたけど、枝の伸びはちまちましている。

2002年3月13日、鉢サイズ7号プラスチック鉢そのままで、用土を替えて植え替える。

用土は、日向土(小粒2+中粒1)9:ピートモス1。

2002年~2003年の栽培記録

蕾はついても自然落下してしまっていた玉抱だが、2003年、苗入手後、初めて開花した。

2003年3月26日撮影の画像がのこっていたけれど、開花の記録なし。

画像とおぼろげな記憶から、唐子弁が最初から腐ったようになっていたので、開花カウントしなかった模様。

玉抱 2003/03/26撮影
(2003/03/26撮影)

2003年~2004年の栽培記録

玉抱 2004/03/21撮影
(2004/03/21撮影)

2004年3月21日、開ききっていないけれど、一応、開花するも、3月23日、咲ききらないまま唐子弁部分が腐って来たため取ってしまう。

2004年4月3日、7号プラスチック鉢からφ21cmスリット鉢へ植替え。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。

2004年~2005年の栽培記録

2005年3月30日、苗入手後、初めて全開(?)に開花。花持ち悪く、4月1日には落花してしまう。

玉抱 2005/03/21撮影
(2004/03/31撮影)

2輪目、4月2日より咲きだしたけれど、最後まで開ききらずに腐ってしまう。

蕾が3個くらい残っていたけれど、自然に落下してしまった。

やっぱり玉抱は家では気候があわないのかな。接木苗のわりには伸びが悪いし。

2004年4月、針葉樹チップでマルチ。

肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。

2005年11月26日、置き切れなくて整理。

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last updata:2006/02/19