光源氏―ひかるげんじ
大輪 三〜四月咲き 東京(江戸ツバキ)
花
淡紅地に濃桃色の縦絞りや白覆輪が入る、牡丹咲き、散しべ、大輪。
花弁数は約二十枚、幅広い外弁は二、三重に重なり、急に小型になった内弁は強く波曲し、相互にもつれ合って散りしべと混在する。
葉
長楕円、中形。
樹
立性。
来歴
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。
特徴
枝変わりが生じやすく、紅花を紅牡丹、白地に紅縦絞りを源氏絞。
他に、海外で生まれた、オーキッドピンク、ルックアウェイ、スプリングソネットなど多数ある。
海外名・ハーム。
last updata:2005/05/25
栽培一年目
2001年2月4日、船木園より挿し木3年生苗を購入。蕾付き、高さ25センチ。
本当は蕾を全部取ったほうが良いと解っていながら、二つ残す。摘雷した蕾を分解観察したところ、花弁がたくさん重なっていた。中心に花粉袋。まだ花弁に色がついていない状態。
2月27日最初の花が開花。蕊の弁化が少ない。でも花柄は本来のものに近いかな。花径9cm。3月14日、萎れてきても枝に残っていた花に触れたら落花した。
2番目の花は蕊がまったく弁化していなかった。