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菱唐糸―ひしからいと
中輪 三〜四月咲き。 関西(日本種ツバキ)
濃い桃色で肉厚、中折、八重咲き、花芯は白い旗弁が集まって唐子部を作る、散り性。
弁数は二十枚ほど、樋状に中折れした花弁が三、四重に重なり、咲き進むと蓮華咲きになる。中輪。
長楕円、中形、肉厚、中折れ、光沢が強い。
やや横張り性、強い。(本によっては樹性弱。)
(やや)横張り性、強い
来歴
1844年の「草木便覧」に記載のある関西の名花。
特徴
規則正しく配列されているので、花全体が六角形に近い菱形状にみえる。
名鑑を見ていると、本種を交配親に使っている品種が多数あることが分かる。

栽培一年目

「菱唐糸」2001年2月玩具デジカメで撮影
(2001年2月玩具デジカメで撮影)

2000年11月14日、椿華園より挿し木三年生苗を通販にて入手。蕾がたくさん付いていた。

適当に摘蕾。

2001年2月22日、室内の窓辺で冬越し中、開花。

綺麗なピンクの花びら。本でみたイメージとは随分違う。中心唐子には蕊が残っている。苗の花なので、正常花ではないもよう。

菱唐糸 2001年10月24日撮影
(2001/10/24撮影)

室内の窓辺で管理しつつ、2001年3月13日に5号ポット苗を6号プラスチック鉢に鉢上げ。用度は鹿沼土、日向土に少しのパミスを混ぜたもの。マグァンプKを適当量混ぜて使用。

3月21日、用土を変えたくなって、植替え。鉢も駄温鉢に変える。用度は赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。

室内からベランダへと慣らしながら4月10日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいた。蕾もついたし、枝も伸びたほうだと思う。適当に摘蕾。

栽培二年目

菱唐糸 2002/03/02撮影
(2002/03/02 室内フラッシュ撮影)

2002年2月28日、今シーズン、初開花。蕊の弁化が不十分。3月8日に落下。21弁、花径6cm弱。

蕾は他に3つあったけれど、咲かずに3月31日、最後の蕾が自然落下してしまった。

2002年4月9日、5号駄温鉢から6号プラ鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス11。

栽培三年目

2003年春転居を機に接木苗を中心に育てることにしたので、友人に貰ってもらう。

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last updata:2005/05/27