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伊予侘芯―いよわびしん
極小輪 十二〜三月咲き 愛媛(侘芯ツバキ)
桃紅色の一重、猪口咲き、侘芯、極小輪。
楕円、小形。
立性、強い。
来歴
1969年(昭和54年)に愛媛県石鎚山系の渓谷斜面で発見された。1980年ごろに稲葉勝氏の命名・発表。
特徴
一株のうち、花の大小、濃淡が生じ、花の小さいものほど、花色が淡く、侘芯変化が大きいことが本種からも確認された。
本種は花径2.5〜3cmの長筒で、同類の侘芯花中でも小輪に属する。花弁はやや厚く、互いに樋状に内曲してつつましく、可憐。
ヤブツバキ突然変異グループ、子房無毛。

栽培一年目

「伊予侘芯」2001年10月末
(画像は2001/10/24撮影)

2001年2月4日、船木園より挿し木2年生苗を購入。蕾なし、高さ35cm 下のほうの葉にはタケノコ芽なし。天辺に一つ。短い小枝が1本のびているあたり丸くなった葉がある。それより上の部分の葉、すこし黄変。

室内の窓辺で管理しつつ、3月16日に4号駄温鉢に鉢上げ。用度は赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。

室内からベランダへと慣らしながら4月4日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいたけど食害なし。タケノコ芽が天辺にしかなかったので、そちらにしか伸びなかった。

2001年10月末、蕾一つ。

栽培二年目

2002年3月24日、4号駄温鉢から5号駄温鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒2+中粒1)9:ピートモス1。

2003年2月13日、今期初開花は2輪同時。花はこれのみで、画像残せず。

2003年〜2004年の栽培記録

2003年2月13日、2輪同時に開花。花はこれのみ。画像もその後の落花の記録も残っていない。

植替えなし。

2004年〜2005年の栽培記録

開花なし。2004年6月29日、5号駄温鉢からφ21cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。

根はしっかり廻っていた。これとKittyは開花を待っていて植替え時期が他のものより遅れた。

2005年、開花なし。

蕾もつかなかったし、樹もあまり大きくなっていない。

2005年4月、針葉樹チップでマルチ。

肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。

2005年11月26日、置き切れなくて整理。

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last updata:2006/02/19