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鹿児島―かごしま
小〜中輪 三〜四月咲き 東京(江戸ツバキ)
紅地に白斑の入る八重、松笠形、割筒しべ、小〜中輪。
楕円、中型。
横張り性、弱い。枝は密に茂り、円形の樹形にまとまる。
来歴
1739年の「本草花絵巻」に載る。
特徴
松笠(紅色)にウィルス性の白斑(雲状斑・横杢斑)が華やかに入った品種。
花を横からみると、花弁を次々と上へ積み重ねたような松笠状にみえるのが特徴。
海外名・パインコーン。

栽培一年目

[鹿児島」2001年苗の花
(画像は2001年2月21日玩具デジカメにて撮影)

2001年2月4日、船木園より挿し木3年生苗を購入。蕾付き、高さ35センチ。

本当は蕾を全部取ったほうが良いと解っていながら、二つ残す。摘雷した蕾を分解観察したところ、先に微かに花弁が見えている蕾で紅色のっていてウィルスの白斑も確認できた。中心花粉袋あり。

2月16日最初の花が開花。松笠状の盛り上がりはまだ完全ではない。 2月18日全開、小さな散り蕊が見えている。2月27日落花。

2月20日2番花の開花。蕊が多く残っている。でも綺麗。翌日落花。

苗の花は蕊の弁化が不十分になる傾向が高い。蕊の弁化がない小輪一重の侘助などは比較的正調に咲いた。

「鹿児島」2001/10/24撮影
(画像は2001/10/24撮影)

栽培二年目

2002年1月2日、最初の花が開花するも、中心が開ききらないまま6日に落花してしまう。

「鹿児島」2002/01/04
(2002/01/04撮影)

2月23日、二番目で最後の花が咲くがこれも開ききらずに27日に落花。花径も小さめだった。

2002年3月13日、鉢サイズ5号プラスチック鉢そのままで、用土を替えて植え替える。

用土は、日向土(小粒3+中粒1)9:ピートモス1。

栽培三年目

2003年春転居を機に接木苗を中心に育てることにしたので、友人に貰ってもらう。

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last updata:2005/05/20