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迦陵頻―かりょうひん
中輪 四月咲き 東京(江戸ツバキ)
濃紅地に白斑の入る長弁の八重咲き、割しべ、中輪。
長楕円、小〜中形、中折れ。
立性、弱い。
来歴
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。
名は仏教浄土に住み想像上の鳥『迦陵頻伽』に由来。
特徴
やや花心の乱れた八重であるが、雲状斑や横杢斑がとりわけ鮮やかなことから、高雅な趣きがあるとして人気のある品種。
しかし、樹勢が弱くて生育の遅いのが欠点。

栽培一年目

「迦陵頻」2001年10月末
(画像は2001年10月24日撮影)

2001年2月4日、船木園より挿し木3年生苗を購入。蕾付き、高さ40センチ。

本当は蕾を全部取ったほうが良いと解っていながら、二つ残す。摘雷した蕾を分解観察したところ、中には黄色い花粉が一杯。もちろん雌蕊も。 樹が小さいから、蕊の弁化が進んでないのかな。

蕾をふたつ残したけれど開花せず落下してしまう。

室内の窓辺で冬越しして、2001年3月16日に5号駄温鉢に鉢上げ。赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいたら、病気?食害?葉がよれてしまった。

蕾なし。樹性弱い、をなんとなく実感。

栽培二年目

2002年3月19日、5号駄温鉢から6号プラスチック鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1。

栽培三年目

2003年春転居を機に接木苗を中心に育てることにしたので、友人に貰ってもらう。

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last updata:2005/04/09