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菊冬至―きくとうじ
中輪 十一〜三月咲き 東京(江戸ツバキ)
紅地に白斑の千重(五十弁ほど)、中心宝珠になり蕊は見えない。
花弁は丸く、弁縁は内曲して爪折れ状になる。中輪咲き。
楕円、中〜大型、外曲。
主脈に沿って中折れし葉脈は軽く浮き出る。日当たりのよいところの葉色は黄緑色に紫紺色がかる。
(やや)横張り性、強い。
来歴
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。
特徴
菊綴(菊閉)が語源で、綴じ紐先端の菊花の形にちなむ。
紅花固定種を「両面紅」という。
数少ない千重咲きの早咲き品種で十二〜一月には花の盛りとなる。

栽培一年目

「菊冬至」2001年10月末
(2001年10月24日撮影)

2000年11月14日、椿華園より挿し木二年生苗を通販にて入手。蕾なし、状態余り良くない。葉が黄変しているし大きさがばらばら。炭素病?と思うような黒ずみは後に冬季の色素の沈着と判る。

室内の窓辺で冬越しして、2001年3月26日に4.5号ポット苗から5号駄温鉢に鉢上げ。赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいたら、かなりみすぼらしくなってしまった。

椿の中でも葉が光に痛みやすい部類らしい。

栽培二年目

2002年3月24日、5号駄温鉢から6号プラスチック鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1。

栽培三年目

2003年春転居を機に接木苗を中心に育てることにしたので、友人に貰ってもらう。

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last updata:2005/05/25