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Kitty―キティー
小輪 春咲き〜遅咲き 1955年 アメリカ(洋種ツバキ)
Kitty 2005/05/10撮影
(2005/05/10撮影)
白、外弁はピンク、花芯の弁は再び色づく。
サクラ弁で重ねの多い千重咲きの小〜極小輪。
花期
春咲き(3月中旬〜4月上旬)から遅咲き(4月中旬以降)。
楕円、中形、濃緑で光沢が良い。
高く伸び、横にも広がる、強い。
来歴
1955年 アメリカ産 ジャポニカ(ヤブツバキ)系
特徴
いまだに複数のツバキ専門業者の取り扱いがあるので、人気があるのだと思われる。
咲く花の約半分は小輪、残りが極小輪となる。

栽培一年目

「Kitty」2001年購入苗の花
(2001年3月7日玩具デジカメにて撮影)

2001年2月4日、船木園より挿し木3年生苗を通販にて入手。蕾付き、高さ45センチ。

本当は蕾を全部取ったほうが良いと解っていながら、二つ残す。摘雷した蕾を分解観察したところ、全部花弁だった

3月2日最初の花が開花。花径6センチ。洋種のルールではこれで小輪。咲き進むうちに花弁の並びが変化をみせ画像の開花五日目には日本種の列弁、海外種のスパイラルフォーメーションみたくになる。

2番目の花は中心部が強く巻いたまま開かないので取ってしまう。

苗の花は蕊の弁化が不十分になる傾向が高い。蕊の弁化がない小輪一重の侘助などは比較的正調に咲いた。

秋、枝伸びは悪いけれど、蕾はついた。

「Kitty」2002/01/08
(2001/11/08撮影)

栽培二年目

開花あったけれど、記録も画像も残っていない。

2002年4月9日、5号駄温鉢から6号プラ鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス11。

2003〜2004年の栽培記録

今期は開花なし。

2004年6月29日、5号駄温鉢からφ21cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。

根はしっかり廻っていた。これとKittyは開花を待っていて植替え時期が他のものより遅れた。

2004〜2005年の栽培記録

2005年04月30日、2輪同時に今シーズン初開花。2005年05月14日に最後の花が落花するまで全部で5輪咲いた。

Kitty 2005/04/30撮影
(2005/04/30撮影)

丸四年ちょっと育てたけれど、他の挿木苗と同じく樹が大きくならない。

やはり、山口椿園の園主さんが教えてくださったように、挿木苗より接木苗のほうが、ある程度育てると成績が良いみたい。

Kitty 2005/05/05撮影
(2005/04/30撮影)

Tammiaに似ているけれど、Kittyのほうが弁数少なく花径も小さい。弁周の淡桃ぼかしも淡い。

サクラ弁は綺麗に出ているのだけれど、「花芯の弁は再び色づく」というのは、我が家では確認出来ず。

花径、最初の花が6cm弱で、以降少しずつ小さくなっていって、最後の花が5.5cmだった。

2004年4月、針葉樹チップでマルチ。

肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。

2005〜2006年の栽培記録

今期は開花なし。前年に続き、鉢替えの予定もなし。

Kittyは、これまで、一年おきに咲いている。

今期は前年に植替えがなかったので、咲いて欲しかったのに、駄目だった。

もう少し、肥料管理に気をつけるのと、蕾の数を制限したほうがいいのかな。

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last updata:2006/04/07