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港の曙―みなとのあけぼの
極小輪 十一〜三月咲き 神奈川(ミニチュア/有香ツバキ)
港の曙 2004/03/21撮影
(2004/03/21撮影)
桃地に底白ぼかしの一重、猪口咲き、ユキ芯、極小輪。多花性で有香。
小形。
強い、育て易い。耐寒性あり、強健。
来歴
関東月見車と沖縄産のヒメサザンカ(ルッチェンシス)の種間交雑。
1981年に村田祇臣氏の作出・発表。
特徴
ヒメサザンカの血を引き、有香。

栽培一年目

港の曙  2001年12月 ポット苗
(画像は2001/12/16撮影)

2001年11月9日、京都の山口椿園より接木一年生苗を通販購入。

高さ(接ぎ台含めて)30センチ。一枝すっとのびている。芽は葉っぱごとに付いていて、天辺には立派なタケノコ芽を持っている。

12月半ばまでベランダ、その後は春まで室内の窓辺で管理。

2002年1月1日、初開花。香りはパンジー等と同じようなフツーの花の香り。1月6日、落花。フェレットにばらばらにされて花径計れず。でも6センチ前後はあったと思う。べたついていたから、蜜もあったかも。

港の曙  2002/01/01
(2002/01/01撮影)

1月22日、2、3番目の花が開花。1月26日両方落花。どちらも花の形を残して綺麗に落ち、蜜もあった。子房無毛、花径7センチ。

栽培二年目

2003年1月9日、今シーズン初開花。2月5日の最後の花の開花までに9輪咲いた。

港の曙 と左は白唐子 2003/01/12
(左は白唐子 2003/03/21室内撮影)

2003年6月30日、4号ロングポットからφ18cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。

2003〜2004年の栽培記録

港の曙  2004/03/21
(2004/03/21撮影)

2004年3月8日、今シーズン初開花。3月31日の最後の花の開花までに13輪の花が咲いた。

植替なし。

2004〜2005年の栽培記録

港の曙  2005/03/27
(2005/03/27撮影撮影)

2005年3月11日、今シーズン初開花。3月22日の最後の開花までに合計14輪の花が咲いてくれた。

2005年4月3日、φ18cmスリット鉢からφ21cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。針葉樹チップでマルチ。

肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。

2005〜2006年の栽培記録

2006年03月08日、今シーズン、初開花。花径ひし形で長い部分が7.5cm、短いほうが6.5cm。

03月12日、2、3輪目開花。今期の蕾はこれで終り。後日、全開して長い方で5.5cm。

港の曙 2006/03/15撮影
(2006/03/15撮影)

03月16日、午後、1輪目の花が自然落花。

03月19日、朝、鉢を動かして触れた拍子に2輪目落花。

03月21日、朝、3輪目の花、自然落花していた。

今年の冬は、大阪でも十何年ぶりの寒波とかで、寒かった。

早咲きのツバキの開花が遅れたけれど、港の曙は昨年とほぼ同じに咲いた。

昨シーズン、根も枝も随分切り詰めて鉢上をしたので、蕾が少なかった。

同時期に植替え作業をした鉢では、蕾がなかったものもあるので、三輪咲いた港の曙は、ましなほう。

来期に期待。

花が終り、4月に入って、早速、タケノコ芽が伸びだしている。

他品種のどれよりも早い動きです。

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last updata:2006/04/07