百路の日暮―ももじのひぐらし
中輪 二〜四月咲き 愛知(日本種ツバキ)
(2002/01/24 室内撮影)
花
桃地に紅の縦絞りや白小絞りが入る八重、筒〜割しべの中輪(本によっては大輪)。
弁数十五枚ほどが全開すると、弁端は外曲して蓮華性を帯びる。
葉
桃地に紅の縦絞りや白小絞りが入る八重、筒〜割しべの中輪(本によっては大輪)。
弁数十五枚ほどが全開すると、弁端は外曲して蓮華性を帯びる。
樹
横張り性。
来歴
中部日暮の枝変り。
1970年に佐藤稔氏が命名、浅井進一氏の発表。
特徴
花色は桃、濃桃、白色の三色に配されていて、ツバキには珍しい安定した多彩の絞りを現している。
last updata:2005/04/09
栽培一年目
2001年2月4日、船木園より挿し木2年生苗を購入。高さ30cm弱。蕾5個。二つ残して摘蕾。 挿木二年苗なのに蕾付きってもしかして、挿木の三年苗?? 横に伸びる枝が下部に2本10cm強。縦小枝が1本。中から上には枝なし。タケノコ芽は主幹の先のほうのついている。
摘蕾した蕾を分解観察。蕾の先に少しだけ花弁が覗いている。色の入った花弁は絞りが確認できた。中心には花粉袋。
3月3日、二つ残した内の蕾が一つ落ちてしまう。分解したら、蕊が腐っていた。
3月10日、開花。白絞りの入りが少なく感じたけれど、先進むと、増えたように見えた。花径8センチ。14日に完全な形でポロリと落花。
室内の窓辺で冬越しして、2001年3月18日に4号駄温鉢に鉢上げ。赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。
室内からベランダへと慣らしながら4月4日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。
春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいた。食害は無かったけど、伸びが悪い。蕾は付いた。