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尾張侘助―おわりわびすけ
極小輪 一〜四月咲き 愛知(侘助ツバキ)
尾張侘助 2005/02/24撮影
(2005/02/24撮影)
桃色、一重、猪口咲き、侘芯、極小輪。
卵状楕円、小形、平坦。
立性、強い。
来歴
浅井進一氏が愛知県海部郡立田村の民家で発見した。樹齢百年ほどの成木。1971年の発表。
特徴
降霜のない所では愛らしい花が冬中咲き続ける。花弁の先端から左右に『八』の字形の深い溝があり、また花底が浅くて雄蕊の短小なことが本種の特徴。
寒咲赤侘助に似るが、子房無毛の本種に対して寒咲赤侘助は子房に密毛がある。
太郎冠者実生グループ、子房無毛。

栽培一年目

「尾張侘助」2001年10月末
(画像は2001/10/24撮影)

2001年2月4日、船木園より挿し木2年生苗を購入。高さ45センチ。タケノコ芽は三つくらいだけれど、普通の芽は一杯ついていた。

室内の窓辺で管理しつつ、3月20日に4号駄温鉢に鉢上げ。用度は赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。

室内からベランダへと慣らしながら4月13日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいたけど大きな食害なし。

2001年10月末、蕾なし。

2002年3月13日、4号駄温鉢から5号駄温鉢へ鉢上。

用土は、用土 日向土(小粒3+中粒1)9:ピートモス1。

栽培二年目

2003年1月18日、開花。

2003年4月10日、葉が黄変してきたので、5号駄温鉢からφ18cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。

2004年〜2005年の栽培記録

前年には開花がなかった。

2005年2月24日、今シーズン初開花。2005年3月16日に最後の花が落花するまで全部で3輪咲いた。

尾張侘助 2005/03/11撮影
(左 相模侘助 2005/03/11撮影)

花びらに皺があるのは同じだけれど、相模侘助とは違い、全開にならない感じ。

尾張侘助 2005/03/21撮影
(2005/03/21撮影)

2005年4月3日、φ18cmスリット鉢からφ21cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。針葉樹チップでマルチ。

肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。

2005年11月26日、置き切れなくて整理。

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last updata:2006/02/19