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相模侘助―さがみわびすけ
小〜極小輪 十一〜三月咲き 神奈川(侘助ツバキ)
相模侘助2001年12月18日撮影
(2001/12/18撮影)
淡桃〜桃色の一重、猪口咲き、侘芯、小〜極小輪。
長楕円、中形。
立性、強い。
来歴
太郎冠者の自然実生らしきもの。1973年に海老名市の民家で発見。旧名茂左衛門侘助。
特徴
母樹の花は濃桃色で筒咲きの中輪、葯は正常に近いものであったが、母樹から穂木を得て接木増殖した個体は、葯が退化して花が小さくなり、色が淡くなる変化をきたして大変愛らしいものに変身した。
太郎冠者実生グループ、子房密毛。

栽培一年目

「相模侘助」2001年10月末
(画像は2001/10/24撮影)

2000年11月14日、椿華園より通販のサービス品として届く。

挿木の二年生苗。主幹一本のみながら状態はよさそう

室内の窓辺で管理しつつ、2001年3月20日に3号ポット苗を4号駄温鉢に鉢上げ。用度は赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。

室内からベランダへと慣らしながら4月4日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいた。小枝が一本伸びただけながらも、蕾はついた。樹が小さいので、3個のこして摘蕾。

栽培二年目

「相模侘助」2001年12月21日撮影
(画像は2001/12/21室内撮影)

2001年12月17日、初開花。綺麗な桃色。花びらにしわがよる。12月22日、綺麗に落花。花径6センチ、花弁5枚。

12月20日、2番目の花が開花。12月22日落花、花径7センチ、花弁5枚。

12月24日、3番目の花が開花。翌日、落花。花径5センチ、花弁5枚。

2002年3月19日、4号駄温鉢から5号駄温鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒2+中粒1)9:ピートモス1。

2004年〜2005年の栽培記録

2004年2月15日、シーズン初開花。3月10日にもう一輪、計2輪しか咲かなかった。

良い写真残せず。後から咲いた花は蕊退化していない花も大きい異常花だった。

2004年4月1日、5号駄温鉢からφ21cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。

2004年12月24日、今シーズン初開花。

3月17日に最後の花が落花するまで全部で4輪咲いた。

「相模侘助」2003年3月13日撮影
(2003/03/13撮影)

鉢を移動しまくった時、蕾に当ったのか、花弁に傷が残ってしまった。

他のツバキも全体にテキストより花径が大きめに咲くのだか、相模侘助も↑の花で7cmと小輪よりも大きい。

鉢栽培のせいなのか、摘雷するせいか。あるいは樹が育ってなくて落ち着かないのか。

2004年4月、針葉樹チップでマルチ。

肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。

2005年11月26日、置き切れなくて整理。

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last updata:2006/02/19