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草紙洗―そうしあらい
大輪 三〜四月咲き 東京(江戸ツバキ)
淡桃地に濃い紅の大小縦絞りが密に入る、花弁十二枚ほどの八重、ときに白斑も入る。平開咲き、筒しべ、大輪。
長楕円、中形、葉面波曲、紅斑点がみられる。
立性、強い。
来歴
1841年の「古今要覧稿」に載る。
特徴
雄芯筒は小さい。成木になると蝦夷錦に似て、紅色、白色、吹掛け絞りの花が咲くが、品種として固定されていない。

=栽培一年目=

「草子洗」2001年購入苗の花
(2001年3月玩具デジカメにて撮影)

2001年2月4日、船木園より挿し木3年生苗を購入。蕾付き、高さ50cm 主幹太く先の方で曲がっている 四年苗かもしれない。

本当は蕾を全部取ったほうが良いと解っていながら、二つ残す。摘雷した迦陵頻より細長い蕾を分解観察したところ、花弁多く中心には花粉袋がある。

3月7日最初の花が開花。苗の花だけれど正常花に見える。弁数13枚、花径10cm以上。3月15日落花。

「草子洗」と「Kitty」(海外種 小輪)2001年3月
(2001年3月11日洋種ツバキのKittyと並べて玩具デジカメにて撮影)

3月10日2番花開花。外弁の一枚に白斑が大きく入っているが形はおかしくないように思う。

購入ツバキ苗はほぼ同じ管理で夏を越したのだけれど、草子洗が一番葉の痛みが酷かった。病気が食害か葉が縮れてしまい、2001年10月末現在、蕾なし。

届いたとき大きい苗の方が全体的に成績が悪かった。これは他の植物でも出る傾向だけど、環境の変化は小さい方がダメージすくないみたい。

=栽培二年目=

2002年3月19日、5号駄温鉢から6号プラスチック鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1。

=栽培三年目=

2003年春転居を機に接木苗を中心に育てることにしたので、友人に貰ってもらう。

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last updata:2004/04/02