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Tammia―ターミア
小輪 早咲き〜春咲き 1971年 アメリカ(洋種ツバキ)
Tammia 2005/04/28撮影
(2005/04/28撮影)
白地弁周淡桃ぼかし(濃桃色底白ぼかし)、千重、松笠状、小輪。
 
花期
早咲き〜春咲き。
来歴
1971年 アメリカ産 ジャポニカ(ヤブツバキ)系
特徴
いまだに複数のツバキ専門業者の取り扱いがあるので、人気があるのだと思われる。

栽培一年目

「Tammia」2001年購入苗の花
(画像は2001/10/24撮影)

2000年11月10日、船木園より挿し木2年生苗を通販にて入手。蕾なし、届いた苗の中で一番か二番の伸び。主幹が途中で分かれている他、下の方に小枝が一本出ている。

室内の窓辺で冬越しして、2001年3月12日に4号駄温鉢に鉢上げ。赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。

室内からベランダへと慣らしながら4月4日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいたが、食害なし。

2001年11月2日現在、蕾なし。春の植替え時に間延びして伸びている枝を切り詰めたせいか、横に枝が伸びなかった。

栽培二年目

2002年3月24日、4号駄温鉢から5号駄温鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒2+中粒1)9:ピートモス1。

2002年〜2003年の栽培記録

開花なし。植替なし。

2003年〜2004年の栽培記録

2004年4月20日、苗入手後、初めての開花で、これ一輪のみ。

Tammia 2004/04/23撮影
(2005/04/28撮影)

咲進むと、列弁になり、松笠状も綺麗に出た。

2004年6月29日、5号駄温鉢からφ21cmスリット鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。

2004年〜2005年の栽培記録

2005年04月20日、今シーズン初開花。2005年05月02日に最後の花が落花するまで全部で5輪咲いた。

Tammia 2005/04/28撮影
(2005/04/28撮影)

丸四年ちょっと育てたけれど、樹が大きくならない。

やはり、山口椿園の園主さんが教えてくださったように、挿木苗より接木苗のほうが、ある程度育てると成績が良いみたい。

Tammia 2005/04/30撮影
(2005/04/30撮影)

Kittyに似ているけれど、Tammiaのほうが弁数多く花径も大きい。弁周の淡桃ぼかしも濃いように思う。

花弁の先がKittyは丸いけれど、こちらはとがっている。

花径、最初の花が7cmで、以降少しずつ小さくなっていって、最後の花が6.5cmだった。

2004年4月、針葉樹チップでマルチ。

肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。

2005〜2006年の栽培記録

2006年04月05日、今シーズン、初開花。サイズ測らず。2輪目より少し大きかった。

Tammia 2006/04/06撮影
(2006/04/06撮影)

画像に残せなかったけれど、咲き進むと、花弁が列に並んで綺麗だった。

04月14日、汚くなってきたので、見たら、自然落花状態なのだけれど、枝にのっていた。

04月30日、2輪目の花が開花。花径、後日、全開して7cm。

Tammia 2006/04/30撮影
(2006/04/30撮影)

05月02日、3輪目で今期最後の花が開花。花径、全開して6.5cm。

05月07日、朝、2、3輪目、自然落花。どちらも中心部分は花弁が崩れていた。

最初の花が咲き出した時には、タケノコ芽が伸びだしていた。

同じ挿木苗で、同じように育てているKittyが一年交代で蕾をつけるのだけれど、Tammiaは最初に蕾がなかったけれど、以降は三年間連続で咲いている。

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last updata:2006/06/02