栽培二年目
今期最初の開花は2001年12月25日。
年が変わって、その後も、順調に咲き続ける。
花弁数は安定して5枚。
花径は4.5センチ以下。
どの花も極小輪に咲いている。
赤い花弁と白い蕊の対比が美しい。
蕊は先が狭まって揃って綺麗。
2002年3月15日、5号駄温鉢から6号プラスチック鉢へ鉢上。
用土は、日向土(小粒2+中粒1)9:ピートモス1。
2002年~2003年の栽培記録
2002年12月23日、シーズン初開花。3月18日にもう一輪、計2輪しか咲かなかった。
2003年は植替せず。
2003年~2004年の栽培記録
2003年12月10日、すべての椿の中で一番早い開花だった。12月15日に3輪目の最後の花が咲いた。
転居のごたごたで世話を放っておいたせいか、花弁が浅い。
2004年4月1日、6号プラスチック鉢からφ21cmスリット鉢へ鉢上。
用土は、日向土(小粒1+中粒1)9:ピートモス1+活性炭適当量。
2004年~2005年の栽培記録
2004年12月13日、シーズン初開花は2輪同時だった。最後の花が2005年2月16日に落花するまで4輪の花が咲いた。
4輪とも花径3.5~4cmと極小輪。弁数、形ともに安定していた。
樹は乙姫と同じく挿木苗の特徴(?)か、挿木のものより伸びが悪い。
2004年4月、針葉樹チップでマルチ。
肥料をこれまでの化成肥料から、有機固形肥料に変更。
2005~2006年の栽培記録
2006年01月18日、今シーズン、初開花。花径3cm。
中一日おいて、全開して花径4cm。
三枚の花弁が大きくて、他は小さい。肥料管理が悪いのかな?
ヤブツバキの突然変異グループの侘芯ツバキなので、花は小さいけれど、葉はもともとのヤブツバキの、幅が広くてぼってりしてもので、花とのバランスが……。
01月27日、2輪目開花。花径3.5cm。後日、全開して4.5cm。
これも、花弁に大小が出てしまった。
紅い花弁と白い蕊との対比は美しいと思う。
02月09日、1輪目の花、自然に落花しないけれど、萎れて汚くなってので、処分。蜜が滴り落ちるほどに出ていた。
02月18日、2輪目の花、一輪目と同じく、自然に落花せず、汚くなったので、処分。滴り落ちていた一輪目ほどではないけれど、蜜たくさん。
暫く花がなかったけれど、02月28日、3輪目開花。花径3.5cm。後日、全開して4.5cm。
03月06日、4輪目開花。
03月07日、3輪目の花、朝起きたら自然に落花していた。
03月13日、4輪目の花、自然に落花。
栽培一年目
2000年11月10日、船木園より挿し木三年生苗を購入。蕾いっぱい。一緒に届いた乙姫より葉が大きく主幹も太い。脇枝の伸びは此方のが短かった。
11日、枝に一つずつ、計四つ残して摘蕾。15日残した蕾の内一つが自然に落ちてしまう。
12月20日、2輪開花。花弁が短い 蕊が侘芯じゃないみたい。21日、蕊は侘芯のようだ 花弁が短いので比率として蕊が大きくなっている。23日、咲ききると花びらちゃんと深く出ている。でもこれって猪口咲き? 平開してるみたい。
12月23日、3輪目の今期最後の花開花。
2001年1月6日、花は枝にあって枯れていくけど落下しない。見苦しくなったので採る。蜜たっぷり。子房無毛確認。
室内の窓辺で管理しつつ、3月21日に5号駄温鉢に鉢上げ。用度は赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。
室内からベランダへと慣らしながら4月8日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。
春~秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいたところ、食害で葉に大きな穴が。春の植替えの時、枝を切り詰めすぎたのか、横枝が出なかったし、伸びも悪い。
2001年10月末、蕾あり。