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津川絞―つがわしぼり
中輪 三〜四月咲き 新潟(日本種ツバキ)
淡桃地に紅の縦絞りの千重、爪折れ状、ときには列弁咲き、花弁は肉厚で細長い。中輪。
楕円、中形、やや波曲、反曲。
横張り性。樹性は強く、枝は良く伸びる。
来歴
津川町広沢の民家の栽培種。
1968年に武田薬品研究所の命名・発表。
特徴
淡い地色に紅色の絞りは特に美しく、花と葉の調和もよい。
花の個体差が激しい品種らしく、本の写真によってはこれが同じ花かと思うくらいである。
ユキツバキの血がはいっているのでユキツバキ系として本に載る場合もあるが、ヤブツバキも強く入っているので、降雪地帯以外でも栽培可能とのこと。ただし、成長はやや遅くなる。

栽培一年目

「津川絞」2001年10月末撮影
(画像は2001/10/24撮影)

2000年11月10日、船木園より挿木二年生苗を購入。蕾なし。枝1本のすらっとした苗。

室内の窓辺で管理しつつ、2001年3月16日に4号駄温鉢に鉢上げ。用度は赤玉土、鹿沼土、日向土の混合用土にマグァンプKを適当量混ぜて使用。根張りがめちゃくちゃ悪い。前日潅水したのだけれど、妙に水が残っている。見た感じ、他の3号ポット苗より用土の粒子が細かいよう。 切り詰めてあった主幹をいっそう思い切って切り取る。

室内からベランダへと慣らしながら4月4日に西日を遮れる戸外の鉢置き場に移動。

春〜秋まで潅水と10月に過リン酸石灰を肥料として与えた以外、時々バラのついでに木酢液等を散布したほか、真夏は潅水以外完全に放ったらかしにしておいたけど大きな食害なし。

他の品種に比べて伸び悪い。もともとタケノコ芽がなかったので、枝が出なかった。蕾なし。

栽培二年目

2002年3月19日、4号駄温鉢から5号駄温鉢へ鉢上。

用土は、日向土(小粒2+中粒1)9:ピートモス1。

栽培三年目

2003年春転居を機に接木苗を中心に育てることにしたので、友人に貰ってもらう。

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last updata:2005/05/25