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ジューンベリー アメリカザイフリボク
バラ科ザイフリボク属 落葉低木〜高木
受粉樹・不要 収穫まで3〜4年

サクラに似た美しい白花や、新緑、房なりの赤い実、紅葉と見所が多く、丈夫で育てやすいため、庭木としても人気がある。

インディアンが乾燥させた果実を冬の保存食としたり、乾燥肉と混ぜて携帯食をつくるなどして、古くから食用として利用された。

【不明 おそらくラマルキー】
開花期…4月上旬 成熟期…6〜7月 樹姿…立性
果径…1.2cm(10粒の平均) 果色…鮮赤色から黒紫色
ジューンベリー 花(2002/04/06)と実(2002/05/25)

1996年10月通販にて品種名付きを入手。品種名忘れてしまった。ロシアっぽい名前だったと記憶しているので、おそらくラマルキー。

最後は直径60cm弱のプラスチック鉢にて栽培、2m前後まで伸びた。

毎年4月に花が咲いて、実つきも良かった。ただ、実が美味しくなかった。

さほど甘くなくちょっと酸っぱいかな、くらい。あまり味がない。

種苗会社のカタログによるとウドン粉病にかかりやすい品種もあるようだが、これはウドン粉病に強かった。

2002/12 友人にもらってもらう。

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【バレリーナ】
成熟期…6〜8月 樹姿…立性
果径…大粒 1.5cm 果色…鮮赤色から黒紫色

春の花、初夏の実、秋の紅葉と見所の多いジューンベリーの中でも、 大粒で味の良い品種。

樹高1メートル位で花と実を付ける。

株立ちにならず狭い場所でも栽培しやすい。

2004年11月11日、サカタのタネより通販。接木の地掘り苗。64cm。

11月20日、φ21cmスリット鉢へ鉢上げ。

用土は、市販の花の土に赤玉土と川砂、パーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。

12月07日、接ぎ口から40cmで剪定。

乾きが良いように川砂を混ぜたけれど、湿度の高い当地では、夏でも一日一回弱の水遣り。

馴れていないせいか、ずっと使っている川砂を混ぜていないバラ用の用土より、水遣りが難しい。

書籍の栽培管理に従い、固形の有機固形肥料を与え、木酢やジックニームを散布して育てる。

心配していたウドン粉病出ず。少しだけ害虫発生した。伸び悪い。

秋の紅葉もぱっとしなかった。

2005年12月01日、植替え作業。

根が廻っていない。川砂を抜いた用土にかえるので、根を傷つけない範囲で、出来るだけ土を落として、φ24cmスリット鉢へ鉢替え。

用土はバラと同じく市販の花の土に赤玉土とパーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。枝先剪定。

12月20日、有機肥料を鉢縁に盛っておく。

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モモ
バラ科サクラ属 落葉高木
受粉樹・不要 収穫まで2〜3年

モモには、果実に毛のある普通モモ(桃)、毛のないネクタリン(油桃)、果実が扁平なバントウ(蟠桃)など、色々な種類がある。

夏の高温期に熟すため果実が傷みやすく、果実間での味のばらつきが大きい。

耐寒性は強く、日本全国で栽培できる。

自家結実性はあるが、品種によってはほとんど花粉がないものもあり、この場合は花粉の多いほかの品種で受精させる。

受粉には花モモの花粉も利用できる。

原産地は中国、黄河上流の高原地帯で、そこから各地に伝わり、色々な種類・品種が生まれた。

日本で栽培されているモモは、明治初期に中国、ヨーロッパおよびアメリカ合衆国から導入した品種を改良したものである。

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【照手水密】
開花期…3月下旬〜4月上旬 成熟期…7月上旬 樹姿…枝垂
果重…100g 果皮色…濃桃色 糖度…12℃前後
照手水密

観賞用枝垂モモ。

花は桃色一重に半八重が混じる。花と樹形と果実が楽しめる。

2004年10月04日 サカタのタネより通販。接木5号ポット苗。50cm。

11月07日、φ30cmスリット鉢へ鉢上げ。

用土は、市販の花の土に赤玉土と川砂、パーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。

12月07日、接ぎ口から40cmで剪定。

2005年04月07日、開花、2輪。片方一重、片方八重だった。蕾が残り三つあったけれど、鉢を動かしていて落としてしまう。

桃 照手水密 2005/04/29撮影
(2005/04/29撮影)

放っておいても結実しなかっただろうけれど、念のため花を摘んでおく。

乾きが良いように川砂を混ぜたけれど、湿度の高い当地では、夏でも一日一回弱の水遣り。

馴れていないせいか、ずっと使っている川砂を混ぜていないバラ用の用土より、水遣りが難しい。

書籍の栽培管理に従い、適時、固形の有機固形肥料を与え、木酢やジックニームを散布して育てる。

葉が下を向いている。枝も下を向いていて、ぐったりしているように見えて心配したけれど、よく考えたら、枝垂性の品種。その状態で通常だった。

病害虫、ほとんどなし。

秋の紅葉まったくなく、緑の葉の状態のまま、パラリパラリと落葉した。

2005年12月08日、植替え作業。

川砂を混ぜた用土に植えた、他のバラ科の果樹よりかは根が廻っていたけれど、それでも、半分くらい。 川砂を抜いた用土にかえるので、根を傷つけない範囲で、出来るだけ土を落とし、鉢サイズ小さくして、φ24cmスリット鉢へ植替える。

横枝を全て根元で挟んでおく。

用土はバラと同じく市販の花の土に赤玉土とパーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。

12月20日、有機肥料を鉢縁に盛っておく。

桃 照手水密 2006/04/12撮影
(2006/04/12撮影)

2006年04月11日、開花スタート。04月16日、最後で6輪目の花が咲く。4輪八重、2輪一重だった。

最初の花、04月18日に散る。残りの花、04月19日から20日に掛けての夜間、暴風雨のため、20日朝には散っていた。

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last updata:2006/04/21