[HOME][果樹のページ]>・バラ科の果樹(ブラックベリーと交雑系品種)
ブラックベリー クロミキイチゴ
バラ科キイチゴ属 落葉小低木
受粉樹・不要 収穫まで1〜2年

キイチゴ類の中では耐乾性、耐暑性があるが耐寒性に劣る。

果実の成熟期がやや遅いので、温暖なミカン栽培地域での栽培に適している。

自生地は北アメリカ。野生のブラックベリーには鋭い棘があるが、栽培品種には棘のない品種もある。

ラズベリーと同じく、もともと棘がある植物で、棘のある品種の実のほうが一般的に味が良い。

品種を選ぶときには、棘のない扱いやすさをとるか、味の良さをとるか考えどころである。とはいうものの、一般に市販されているブラックベリーはほとんど棘なし品種だけれど。

ラズベリーの花が終わる頃、白や薄ピンクのサクラに似た花が咲く。ラズベリーと違って二期なりの品種はない、一期なりのみ。

果実が熟しても、集合果と果托が離れない。

半直立とほふく性の品種がある。株分けや根伏で増やす。

※種苗会社さんのカタログなどでも区別していないので、ブラックベリー(北アメリカ原産。茎が太く大きな鋭い棘がある。匍匐〜半直立性。)とデューベリーー(北アメリカ原産。一般に匍匐性。茎が細くこまかい棘がある。)を分けていません。

【メルトントロンレス】
開花期…5月中旬〜下旬 熟期期…7月上旬〜下旬
樹勢…強 樹姿…半直立性
花色…淡桃 果色…黒 棘なし
ブラックベリー メルトントロンレス

1995年頃、近所の園芸店にて購入。

メルトントロンレスかボイセンベリーのどちらかなのは確かだけれど、忘れてしまった。

(2005年07月08日現在、収穫間際の実の大きさからメルトントロンレスじゃないかと思う。ボイセンベリーだったらもっと大きいはず。)

地植にして2メートル以上伸び、実もたくさん採れる。

味は生で食べるより加熱してジャムソースにした方が美味なように思う。種がラズベリーより大きいので、ソースなら取り除くのが容易なため、そちらも含めてお勧めです。

1998年05月中旬〜下旬、開花。7月下旬、収穫。

1999年05月23日、開花スタート。花のピーク、06月05日頃、終了、06月07日。07月20日、収穫スタート。

2000年05月25日、開花スタート。7月下旬、収穫。

2001年05月20日、開花スタート。07月09日、収穫スタート。

2002年05月17日、開花スタート。07月01日、収穫スタート。下旬に終了。

2003年、2004年の開花記録なし。2004年07月27日、収穫終了。

2005年05月20日、開花スタート。07月09日、収穫スタート。08月07日、収穫終了。

ブラックベリー Merton thornlessの花 2005/05/29撮影
(2005/05/29撮影)

300粒ちょっとまでカウントし、重さを量ったところ、5.4〜3.4gだった。

ブラックベリー Merton thornlessの実 2005/07/14撮影
(2005/07/14撮影)

ゴマ粒より少し大きい位の褐色の種が1〜3粒程度入っている。

ブラックベリー Merton thornlessの種 2005/07/18撮影
(左上の5粒が黒ゴマ 2005/07/14撮影)

収穫済みのツルを剪定して、例年通りリースを作る。

11月13日、長く伸びたツル三本をイボ竹フェンスに波型に誘引。

12月20日、株の周囲に有機肥料を浅く埋め込む。


メルトントロンレス〜2006年

ブラックベリー Merton thornlessの花(2006/06/01撮影)と実(2006/07/13撮影)
(花は2006/06/01 実は2006/07/13撮影)

2006/05/27、開花スタート。開花ピーク06/03。開花終了06/14ごろ。

2006/07/13、収穫スタート。ピーク07月下旬〜08月上旬。08/10収穫終了。果実は大きなもので6グラム弱だった。

波型に誘引したら、ななめになった部分から芽が出なかった。

花が終わりだしたころ、シュートだと思っていた、下部からの枝に花芽・蕾がつく。咲くまえに取ったけれど、遅くまでおいていたのでかなり蕾が大きくなってしまった。

来年の結果枝に使えるようなシュートは秋になってようやく2本伸びてきた。

今年の結実枝を1本残してあったので、合わせて3本を水平に誘引。幅3メートル弱のフェンスの端から端までほぼ届く。

2006/12/30、寒肥として、バラ654(粉末)を一握り土に混ぜる。


メルトントロンレス〜2007年

2007/05/05、四日くらいまえから開花はじまっていたような気がする。すでに咲き終わっている花が4輪ある。2006/06/22開花終了。

2007/06/24、収穫スタート。08/26終了。計量した分は191粒。平均4グラム前後。最大9グラムのものが2粒、8グラムのものが10弱とれた。

シュート一本しか出なかったけれど、前年よりよく伸びて、ュートの伸びよかった。


メルトントロンレス〜2008年

2008/01/10、誘引作業。幅3メートル弱の端から端までを越えたので、U字に誘引した。

2008/02/07、寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を100グラム土に混ぜる。

2008/05/17、開花スタート。ピーク05/22〜25ごろ。06/10ごろ、あとから出た蕾の花が咲いて開花終了。

2008/06/30、収穫スタート。最初の実は8グラムがひとつ、7グラムがふたつだった。07/24収穫ピーク254グラム採れた。08/11収穫終了。

トータル1016粒、5237グラムの収穫だった(友人の子どもたちが一度遊びで収穫した分は含まず)。平均5.15グラム。最大記録とっているのは8グラムだけれど9グラム分もあったかも。

2008/11/21、堆肥4リットルを表土に混ぜる。


メルトントロンレス〜2009年

2009/01/29、誘引と剪定、シュートは一本しか伸びていない。幅3メートル弱のフェンスの端までいきそのまま90度まわして幅5メートルを越えるフェンスの三分の二あたりまで伸ばす。先端1.5メートルくらい剪定。

2009/02/06、寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を100グラム土に混ぜる。

葉、少し残っていたので、むしりとっておく。

2009/02/05、剪定。誘引時に手付かずだった横枝部分、ふた芽ずつのこして切っていく。

2009/04/27、蕾発見。

2009/05/18、開花スタート。開花が始まってからついた蕾も咲き出し06/10まで咲いた。07/09遅れてついた横枝の蕾、ひと房分咲き出す。

2009/07/01、収穫スタート。最初の実は7グラムだった。最大10グラムが数度採れた。07/25収穫ピークの日で100グラム。09/01収穫終了。

トータル352粒、1692グラムの収穫。平均4.81グラム。前年の三分の一強しか採れなかったけれど、最大サイズは2グラム大きかった。

2009/08/05、剪定。収穫終わった部分の枝を切りとる。立ち上がり部分を除きフェンスの端まで残っている(結局2009年はシュートが出ず、この残した部分が2010年用の結果枝のメインとなった)。

2009/08/23、追肥として、チップ状の追記有機(5.5:5.4:2.4)大きく取った一握り(40グラム強くらい)を土に混ぜる。

2009/11/01、追肥として、堆肥とかきがら石灰を表土の10センチ位のところに混ぜ込む。

シュートが伸びなかったので、今年の結果枝を残した。


メルトントロンレス〜2010年

2010/01/25、誘引と剪定。前年結果枝を使うしかないので、誘引はそのまま。一番長いものは3メートル幅のフェンスの端まで達している。あと立ち上がり部分から出ている短い横枝が数本。すべての枝の先を、少しでもいいところまで剪定しておく。

2010/02/07、寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を100グラム土に混ぜる。

年々シュートの上がりが悪くなっている。嫌地になっているのかも。

はじめにもどる
【ソーンフリー】
成熟期…6月下旬〜7月上旬 樹勢…強 樹姿…ほふく性
花色…淡桃 果重…3〜6g 果色…黒 棘なし

名前の通りに棘なし品種。ブラックベリーの一品種らしい。

2004年10月23日、サカタのタネより通販。挿木3号ポット苗。

11月07日、φ24cmスリット鉢へ鉢上げ。用土は、市販の花の土に赤玉土と川砂、パーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。

2005年05月31日、開花スタート。一房のみ、蕾がついた。

ブラックベリー ソーンフリーの花 2005/05/31撮影
(2005/05/31撮影)

07月23日、収穫スタート。07月29日、収穫終了。1粒萎ませてしまい、4粒採れ、平均3.3gだった。

ブラックベリー ソーンフリーの実 2005/07/23撮影
(2005/05/31撮影)

「メルトントロンレス(推定)」と比べると全体の粒は小さいけれど、集合果の一つ一つはソーンフリーのが大きかった。色付いて行く過程でも、透明感があるというか、かなりの違いを感じた。

この一房の実がソーンフリーの標準であるならば、メルトントロンレスと枝が混ざっていても、どちらの実か見分けがつくと思われる。

種があったのは1粒だけ。かわりに中心にやわらかい核のようなものを感じた。 味はメルトントロンレスと同じように感じた。

地植にする場所に迷って、今期は植替えせずそのまま鉢で管理。

ツルの伸びが止まった時、100cm程度。

12月20日、有機肥料を鉢縁に盛っておく。


ソーンフリー〜2006年

2006年01月、作業中に長く伸びたツルを折ってしまう。

2006年03月04日、多収穫を期待して地植にする。

2006年中は開花なし。よって収穫もなし。


ソーンフリー〜2007年

2007/01/10、誘引作業。細くて扱いやすい。枝は横枝が多く出ていて、ごちゃごちゃとした誘引になってしまった。

ブラックベリー Thornfreeの実(2007/05/18〜07/07撮影)
(蕾05/18 咲き終わり05/29 実07/07撮影)

2007/05/19、開花スタート。06/11開花終了。

2007/07/08、初収穫。実はメルトンよりも柔らかく、手に汁がついてしまう。皮がうすいのかな。見た目は透明感があってきらきらしているかんじ。

2007/08/03収穫終了。最大7グラム。平均すると6グラムちょっと。17粒とれた。

2008/11/21、堆肥4リットルを表土に混ぜる。


ソーンフリー〜2008年

2008/01/10、誘引作業。2本のシュートは太く長い。

一本は幅5メートルを越えるフェンスの端まで達して、U字に折り返して3メートル弱。先を1メートル以上剪定した。

二本目は3メートル弱のフェンス端までいってこちらも折り返してフェンスの半分くらいまで。先を同じく1メートル以上カットした。

2008/02/07、寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を大き目の一握り混ぜる。

2008/05/01、開花スタート。ピークは05/21から26日ごろ。06/13ごろ開花終了。

2008/06/17、収穫スタート。08/12収穫終了。

ブラックベリー Thornfreeの実(2008/6/26撮影)
(ブッシュバジルとディルの花と 2008/06/26撮影)

07月中旬のピーク時は平均で9グラム弱あった。最大13グラムくらい。

トータル935粒、7226グラムの収穫だった。平均7.7283グラム。メルトンより多収穫で平均の実も大きかった。

07/20一番たくさんとれた日は400グラムの収穫だった。この日の平均7.79グラム。あとにいくほど小さくなっていくけれど、メルトンに比べると全体に大きいせいで、いつまでも大きい実が採れている印象がある。


ソーンフリー〜2009年

2009/01/29、誘引作業。シュートは2本。どちらも太くて良く伸びている。先を1メートルくらい剪定した。

2009/02/06、寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を100グラム土に混ぜる。

2009/01/26、開花スタート。ピークは05/04〜05/09ごろ。06/10開花終了。

2009/06/11、収穫スタート。08/12収穫終了。

トータル1479粒、8977グラム収穫した。最大13グラムくらい。平均6.07グラム。最大13グラムを何度か収穫した。

前年より1.6キロちょっと多く取れたけれど、平均は1.6グラムくらい小さくなった。

07/01、457グラムとれたのが、一日では一番多い収穫だった。

2009/08/15、剪定。結果枝にはまだあとから蕾がついて咲いている房があるけれど、うまく収穫までは育ちそうにないので、2本あった今年の結果枝根本から切ってしまう。

2010年用のシュートは前年と同じく2本を残して伸ばしている。

2009/08/23、追肥として、チップ状の追記有機(5.5:5.4:2.4)大きく取った一握り(40グラム強くらい)を土に混ぜる。

2009/11/01、追肥として、堆肥とかきがら石灰を表土の10センチ位のところに混ぜ込む。


ソーンフリー〜2010年

2010/01/24、最初の誘引。2本のシュートのうち1本は10メートルくらい伸びているけれど、もう一本は高さ2メートル強のフェンスのトップ部分まで立ち上がり水平誘引を始めたあたりで先端をバラゾウムシに食害され伸びを止められてしまい、切り戻して頂芽を伸ばすのだけれどまたバラゾウムシの被害にあい〜ということをくり返していて、水平部分は3メートルも伸ばせなかった。そのため、途中で伸びの良いほうのシュートから一本だけ横枝を長く伸ばしておいた。

今回は仮の誘引。

02/07、誘引と剪定。前回の手直しと、手付かず部分の誘引を終える。三本とも先端、よいところまで切り戻しておく。

02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を20粒、土に埋め込む。

はじめにもどる
【サテンブラック】
成熟期…6月〜8月 樹勢…強 樹姿…ほふく性
花色…不明 果重…大見 果色…黒 棘なし

独特のコクと酸味を持つ、選抜種。香りが良いのが特徴。

ボイセンベリーにウドン粉病が出て育たない。ラズベリーの血が入っているので、耐暑性が劣るものと思われる。かわりのブラックベリーを入手しようと、2006年02月、タキイ種苗さんに通販申し込み。

2006年03月10日、通販届く。挿木10.5cmポット苗。5mm以下の細い枝が一本、50cm以上伸びていた。用土に鹿沼土の小粒が混ざっていた。

03月11日、地植にする。枝、30cmくらいでカット。根廻ほどほど。株元に今後の生育良好を期待させる大きな芽があった。飽和石灰水潅水。腐葉土でマルチ。

04/07追肥として東商の超醗酵有機固形を土に埋め込む。

04月末ごろ、芽吹きを確認。メルトン、ソーンフリーより遅かった。

2006年中はあまり育たなかった。大きくなったかな〜と思うと、枯れ込んでしまう。冬には細い短い枝一本しか残らなかった。

12/30寒肥として、654を一握り。


サテンブラック〜2007年

2007/04/20、地植からφ18センチのスリット鉢へ移植する。用土はバラと同じく市販の花の土に赤玉土とパーライト、活性炭を混ぜた我が家の標準用土。

根、細根なく、購入時より少なくなっているかも。

2007/04/30、水ごけマルチ。現在テラスで養生中。日にちの記録残っていないけれど、後日、庭を囲む建物付属のフェンスの外の石垣部分に移動。

2007/05/02、追肥として東商の超醗酵有機固形の中粒を3粒、土に押し込む。06/02、07/02にも同じものを与える。

2007/11/04、地植に下ろす。前日に腐葉土を混ぜておいた部分に上、同じ腐葉土でマルチしておく。

根の周りは鉢の8割弱くらいか。底の角の部分は崩れてしまった。細い枝が一本。先の方で二股に別れている。

これで育たなかったら、処分予定のリスト入り(-_-;)


サテンブラック〜2008年

2008/01/15、誘引と剪定。1本だけのシュートは60センチ伸びたあたりで二股に別れている。分岐から20センチくらい残して剪定する。細いので結果枝にならないかもと思いつつ、残っていた10枚ほどの葉をとっておく。

2008/02/07、寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を大き目の一握り混ぜる。

2008/06/03、摘蕾。数日前にひと房蕾がついているのを確認。株を育てるために取ってしまう。07/04、あとから出た蕾を取る。

2008/07/07、追肥としてチップ状の追記有機(5.5:5.4:2.4)を40グラムくらいを土に混ぜる。

2008/07/22、剪定遅れて、横枝を伸ばしてしまった分を使って取り木作業。φ15センチのスリット鉢にバイオゴールドの土をつめて、針金をU字に曲げたもので枝を押さえて固定しておく。→2008/10/22、根が出ているのを確認した。

2008/10/20、一本だけ出たシュート5メートル強のフェンスの端に達した。ソーンフリーやメルトントロンレスと比べると枝が細いのは、数が若いからではなく、この品種の特徴なように思う。

2008/11/21、堆肥4リットルを表土に混ぜる。株元がグラグラしている。南東の方、根がないのか? コガネムシ幼虫の食害?

2008/12/31剪定。取り木部分、鉢から伸びている枝。20センチ位にカット。本体とはつながったまま。


サテンブラック(地植)〜2009年

2009/01/29、誘引と剪定。シュート一本、他品種より細いので楽に誘引できた。先の部分、20〜30センチ、剪定しておく。

2009/03/17、取り木の鉢を本体と切り離す。切り離した部分が本体に1メートルくらい残っていたので、誘引しておく。

2009/05/18、開花スタート。薄桃色の花びらはやや細長い。05月下旬開花のピーク。06/09開花終了。

2009/07/01、収穫スタート。最初の実はふたつで6グラムと5グラム。

07/05までに10粒60グラムとれた。同じ柔らかさならば、サテンの方がソーンフリーより酸味少なく甘い。

08/05、収穫終了。447粒、1850グラム採れた。平均、4.14グラム。最初の一週間は平均6グラムだった。味は、ソーンフリーとメルトンがそうであるように、目つむって食べたらどれか判らない。

実の形と色味は微妙に違うので、見分けられるかな。ソーンフリーとは大丈夫だけど、メルトンとはやや難しいかも。

2009/08/05、剪定。シュート一本出ているので、ことしの結果枝根元から剪定して切り取ってしまう。→他のと同じくリースにする。枝が細くて加工しやすかった。

2009/08/23、追肥として、チップ状の追記有機(5.5:5.4:2.4)大きく取った一握り(40グラム強くらい)を土に混ぜる。

2009/11/01、追肥として、堆肥とかきがら石灰を表土の10センチ位のところに混ぜ込む。


サテンブラック〜2010年

2010/01/24、最初の誘引。一本しか伸びなかったシュートは10メートル位ある。2メートル強のフェンス立ち上がり水平誘引に移行したあたりで、横枝一本

残して伸ばしておいたので、一本半の結果枝を確保してある。

ソーンフリーと比べると細いのでとても誘引しやすい。幅50センチくらいでU字に折り返したけど簡単にできた。

まだ変更あるかもしれないので、半分くらいはフェンスに仮止めしたままで作業を終える。

02/07、誘引と剪定。仮止め部分、麻紐で固定。先端、よいところまで切り戻しておく。

02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を20粒、土に埋め込む。

はじめにもどる
【サテンブラック〜取り木分】
成熟期…6月〜8月 樹勢…強 樹姿…ほふく性
花色…不明 果重…大見 果色…黒 棘なし

独特のコクと酸味を持つ、選抜種。香りが良いのが特徴。


サテンブラック(取り木分)〜2008年

2008/07/22、剪定遅れて、横枝を伸ばしてしまった分を使って取り木作業。φ15センチのスリット鉢にバイオゴールドの土をつめて、針金をU字に曲げたもので枝を押さえて固定しておく。→2008/10/22、根が出ているのを確認した。

2008/12/31剪定。取り木の鉢から伸びている部分の枝、かなり長くなっている。20センチ位にカット。本体とはつながったまま。


サテンブラック(取り木分)〜2009年

2009/03/17、鉢上。取り木の鉢を本体から切り離し、φ15センチからφ18センチのスリット鉢へ植替える。用土は永田農法を参考に、実験のため日向土(細)の単体使用用。ケイサンカルシュウムでPH調整。

根は底まで達していたものの、ゆるゆるでキレイに土落ちた。バイタル100倍液に漬け、根の先を切り、枝も10センチちょっとに切り詰める。

微塵抜きの大量の潅水のあと、バイタル与えておく。テラスで養生。

2009/03/30、追肥として東商の超醗酵有機固形の中粒を3粒、土に押し込む。05/30、マルチをするまえに取り除く。

2009/04/03、養生のテラスから庭を取り囲む石垣部分へ移動。

2009/04/18、液肥スタート。レバートルフ有機液肥1000倍液を、以降、週一回程度のペースで12/24まで与え続ける。

2009/05/03、日向土の大粒でマルチ。日向土植えなので、コガネムシの産卵の心配はないけれど、潅水時の表土のえぐれを防げるため、やはりマルチはあったほうがいい。日向土は木のチップマルチのように青カビがべっとり出ることもないし腐らないし、洗えば再利用できることもあり、使いやすい。

2009/07/19、もみ殻くん灰を大匙1弱表土にまいておく。


サテンブラック(取り木分)〜2010年

2010/02/10、鉢上。φ18センチからφ24センチのスリット鉢へ植え替える。用土は日向土(細)単体のケイカルでのPH調整から、2009年夏野菜で比較して育ちの良かった、日向土(細)9:もみ殻くん灰1に変更。

ゆるゆるの根まわりで勝手に土が崩れる。ハサミで根の先を少しずつ、まんべんなくカット後、バイタル100倍液に漬けておく。植替え後、みじん抜きの潅水後バイタルを与えておく。日向土(大)でマルチ。テラスで養生。

はじめにもどる
【ジャンボ】
成熟期…不明 樹勢…不明 樹姿…不明
花色…不明 果重…大実 果色…黒 棘なし

2008/12/01国華園より挿木1年生10.5cmポット苗を通販。

状態はよさ気。斜めに60センチくらい伸びた枝が一本。横枝が2本短いのが伸びている。。

2008/12/08、φ18センチのスリット鉢に鉢上する。用土はバラに一度使用したBG土を乾かして再生したもの。

バイタルに一時間以上漬け、根鉢すこし崩した。中心のほうの根、少し黒っぽい。まわりには白根がみえた。

植替え後はバイタルを潅水。枝20センチになるように剪定。水ゴケマルチ。テラスで管理。

2008/12/19テラスから専用庭部分に移動。


ジャンボ〜2009年

2010/02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を5粒、土に埋め込む。

2009/02/06元肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を10グラム土に混ぜる。

2009/05/09専用庭の中から外の石垣部分に移動。

2009/11/06、φ18センチからφ24センチスリット鉢に鉢上。用土は自分で混合したNew標準用土(無肥料の花と野菜の土+赤玉土+パーライト+もみ殻くん灰)にかきがら石灰でPH調整。

同時期に苗購入した、バイオチーフ、レイマージャイアントよりも根ががっちりまわっていた。

立方向の白根がたくさん見える。根鉢くずすの少し手こずった。枝はしっかりとしたものが1メートル弱伸びている。水ゴケマルチ新しいものと交換。


ジャンボ〜2010年

2010/02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を5粒、鉢の縁に押し込む。

はじめにもどる
【バオイチーフ】
成熟期…不明 樹勢…たぶん強 樹姿…立性
花色…不明 果重…7〜12グラム 果色…黒紫 棘なし

ニュージーランドから導入された品種らしい。

2008/12/07天香園さんより、9センチポット植の一年生挿し木苗を通販。

状態よく、しっかり根まわっている様子。枝は一本すっと50センチ以上伸びている。先のほう15センチくらいのところに小さい葉が一枚ついている。

2008/12/08、φ18センチのスリット鉢に鉢上する。用土はバラに一度使用したBG土を乾かして再生したもの。

バイタルに一時間以上漬け、太い根が巻いていたのでほぐして切った。バイタル潅水。枝20センチになるように剪定。水ゴケマルチ。テラスで管理。

2008/12/19テラスから専用庭部分に移動。


バイオチーフ〜2009年

2009/02/06元肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を10グラム土に混ぜる。

2009/05/09専用庭の中から外の石垣部分に移動。

2009/11/06、φ18センチからφ24センチスリット鉢に鉢上。用土は自分で混合したNew標準用土(無肥料の花と野菜の土+赤玉土+パーライト+もみ殻くん灰)にかきがら石灰でPH調整。

根まわっていた。枝もそこそこ伸びている。バランスよく育っている感じ。軽く土を崩して植えた。水ゴケマルチ新しいものと交換。


バイオチーフ〜2010年

2010/02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を5粒、鉢の縁に埋め込む。

はじめにもどる
【レイマージャイアント】
成熟期…5月〜6月 樹勢…強 樹姿…
花色…不明 果重…5グラム 糖度…12度くらい 果色…黒 棘なし

2008/12/04改良園より挿木1年生10.5cmポット苗を通販。

同じところから通販した、タイベリー・メジナより小さいけど20センチくらいの枝と5センチくらいの新枝が伸びていて、どちらもしっかりしている。

2008/12/08、φ18センチのスリット鉢に鉢上する。用土はバラに一度使用したBG土を乾かして再生したもの。

根はややゆるいけれど全体にまわっていた。バイタルに一時間以上漬け、軽く崩して植える。バイタル潅水。枝短かったので剪定せず。水ゴケマルチ。テラスで管理。

2008/12/19テラスから専用庭部分に移動。


レイマージャイアント〜2009年

2009/02/06元肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を10グラム土に混ぜる。

2009/05/09専用庭の中から外の石垣部分に移動。

2009/11/06、φ18センチからφ24センチスリット鉢に鉢上。用土は自分で混合したNew標準用土(無肥料の花と野菜の土+赤玉土+パーライト+もみ殻くん灰)にかきがら石灰でPH調整。

根8割くらいまわっていた。そのわりに枝が伸びている。細い枝。まわっていた。枝もそこそこ伸びている。軽く根鉢を崩して植えた。水ゴケマルチ新しいものと交換。


レイマージャイアント〜2010年

2010/02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を5粒、鉢の縁に押し込む。

はじめにもどる
ブラックベリーの交雑品種
バラ科キイチゴ属 落葉小低木
受粉樹・不要 収穫まで1〜2年
はじめにもどる
【ボイセンベリー(トゲ無)】
成熟期…早生 7月中旬〜8月中旬 樹勢…中 樹姿…ほふく性
花色…淡桃(白?) 果重…8g 果色…黒色赤紫 棘なし

デューベリーの血が入っているらしいのだけれど、本によって交配親が違っている。

棘がなく、濃い赤紫色の大きな実がつく。

アントシアニンはブルーベリーの6倍。

2004年10月23日、サカタのタネより通販。挿木3号ポット苗。

11月07日、φ24cmスリット鉢へ鉢上げ。用土は、市販の花の土に赤玉土と川砂、パーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。

2005年03月、交配親についてサカタのタネさんに問い合わせたところ、書面にて丁寧な返事をいただきました。以下、点線内、引用。


カリフォルニアのR.Boysen氏が育成したものですが、交配親は Logan×Lucretiaとも、野生種の突然変異品種の選抜種とも言われます。どの文献もはっきりとした記載がありません。

※Logan berry(ラズベリー×ブラックベリー)

※Lucretia(詳細不明)


2005年05月、他の2品種のブラックベリーは大丈夫なのに、これだけうどん粉病が出て、伸びない。07月になり、すこしツルが伸びだした。開花なし。収穫なし。

11月14日、地植に下す。

12月20日、株の周囲に有機肥料を浅く埋め込む。

2006年02月、ボイセンベリーはやはり、ブラックベリーではないことに気がつく。

ブラックベリーのウドン粉病が出るところや耐暑性がメルトントロンレスやソーンフリーに劣るところをみると、選抜種というより、やはりラズベリーの血が入っているのか??

03月08日、今後伸びてもウドン粉病が出るなら見苦しいから地植で大きく育てるのは止め、ラズベリーに準じて育てるため、地植からφ24cmスリット鉢へ。

用土は、市販の花の土に赤玉土と川砂、パーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。

2006/04/07 追肥として東商の超醗酵有機固形肥料の中粒を3個鉢の縁に押し込む。同じものを05/10、06/11、09/02。

2006/12/20、鉢上。φ24cmからφ30センチスリット鉢へ植替える。用土はバラと同じ花の土に赤玉土、パーライト、活性炭を混ぜた標準用土。飽和石灰水潅水。チップマルチ。

市販の行灯支柱を使用して誘引。シュートは2本。細いので作業は楽にできた。

20069/12/29、寒肥としてばら654を大匙1、表土にまいておく。


ボイセンベリー(トゲ無)〜2007年

2007/03/21、追肥として有機系液体肥料のネイチャーエイド500倍を与える。

2007/04/01、5本くらいシュートが伸びているのを確認。→04/19、シュート3本残して他はとってしまう。

2007/04/27、初開花。純白の花。メルトンの花びらより厚みが薄い感じ。ラズベリーの花に似ている。

04/29開花のピークでこの14輪目の花が咲いた。05/07開花終了。

05/07剪定。3本残したシュートのうち伸びが悪い一本とってしまう。

2007/06/04、初収穫。グラム計らず。まだ少し早かったのか酸っぱい。ラズベリーの香味がする。

だいたい、3.5グラムくらいの実がとれている。ブラックベリーよりかなり小さいけれど、味は良い。

ラズベリーが好きな人なら気に入る確率が高いと思う。わたしは好き。

06/21収穫終了。全部で20個とれた。

2007/06/21、剪定。今年の結果枝を根元から切り取ってしまう。

行灯支柱を外して150センチのイボ竹をたてシュートをまっすぐ伸ばしておく。

2007/07/02、追肥として東商の超醗酵有機固形肥料の中粒を5個、鉢の縁に押し込む。


ボイセンベリー(トゲ無)〜2008年

2008/01/09、誘引と支柱のセット。150センチのイボ竹3本を立て支柱に、横は適当に折れてしまった支柱をつかって、ラテェスもどきをつくって2本のシュートを誘引。枝が細いので作業は楽だった。

2008/02/07寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)40グラムを鉢の縁二か所に埋め混ぜておく。

2008/04/15剪定、シュート5本出ているので、根元から3本とって2本残しておく。

2008/04/23、開花スタート。ピークは05/03〜04。05/09開花終了。

2008/06/02、収穫スタート。06/21収穫終了。

106粒採れたけれど、3グラムに届かない、前年より小振りの実が多かった。

2008/06/24、剪定。結果枝を根元からカット。ラテェス支柱を外す。

2008/06/25、支柱を一本セットして、来年結果枝用の2本のシュートをまっすぐ誘引しておく。

2008/08/07、取り木。あとから出たシュートで取り木にチャレンジ。→10/22根無し。今年はあきらめ、根元からカット。


ボイセンベリー(トゲ無)〜2009年

2009/01/30、誘引と剪定。180センチのイボ竹3本と、折れた支柱をつかってラティスもどきを作成し、どちらも2メートル以上伸びていたシュートを誘引する。先の柔らかいところを切ってしまう。

2009/02/06、寒肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)40グラムを鉢の縁二か所に埋め混ぜておく。

2009/04/20、開花スタート。04/25ごろピーク。05/12開花終了。

2009/04/27、剪定。5本のシュートが上がったが、うち一本トゲ有り。トゲのあるシュートを取ってしまう。

2009/05/15、剪定。シュート、一本とって3本残す。

2009/05/29、収穫スタート。13日までに38粒とれ平均2.95グラムだった。07/01、収穫終了。

合計286グラムとれ、平均1.87グラムだった。最初のころは3グラムのものが採れた。

2009/07/02、ラティス支柱を外して、イボ竹一本をセットしシュートを誘引。

2009/07/14、追肥として東商の超醗酵有機固形肥料の中粒をを10個、鉢の縁に押し込む。

2009/07/14、追肥としてもみ殻くん灰、大さじ1を表土にまいておく。

2009/11/06、植替え。鉢はφ30センチのスリット鉢のまま。用土は新しい標準用土使用(プランター・花壇の土+赤玉土・小粒+パーライト・Sサイズ+もみ殻くん灰)にかきがら石灰でPH調整したものを使用。

根はまわっていたけれど、途中グズグズ。ノコギリで底三分の一をカット。周りの土も適当に崩した。

水ゴケでマルチしておく。


ボイセンベリー(トゲ無)〜2010年

2010/02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を10粒、鉢の縁に押し込む。

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【ボイセンベリー(トゲ有)】
成熟期…早生 7月中旬〜8月中旬 樹勢…中 樹姿…ほふく性
花色…淡桃(白?) 果重…8g 果色…黒色赤紫 棘あり

デューベリーの血が入っているらしいのだけれど、本によって交配親が違っている。

棘がなく、濃い赤紫色の大きな実がつく。

トゲが無い品種を育てていたけれど、トゲ有りのほうが味が良いらしいと知り、バイオチーフ、タイベリー・メジナといっしょに天香園より通販した。

2008/12/07天香園より届く。状態良い。ポットに根がしっかりまわり、枝は一本ななめにすっと50センチ以上伸びている。葉ないけれど、株元に芽がみえる。

2008/12/08、φ18センチのスリット鉢に鉢上する。用土はバラに一度使用したBG土を乾かして再生したもの。

細根ばかりでバーミキュライト中心の用土に植えられていた。底のほう少し巻いていた。用土の種類がかなり違うので、バイタルに一時間以上漬けたあと、かなり土を落として植えた。バイタル潅水。枝20センチに剪定。水ゴケマルチ。テラスで管理。

2008/12/19テラスから専用庭部分に移動。


ボイセンベリー(トゲ有)〜2009年

2009/02/06元肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を10グラム土に混ぜる。

2009/05/09専用庭の中から外の石垣部分に移動。

2009/11/06、φ18センチからφ24センチスリット鉢に鉢上。用土は自分で混合したNew標準用土(無肥料の花と野菜の土+赤玉土+パーライト+もみ殻くん灰)にかきがら石灰でPH調整。

根まわりおなじ2008/12スタートの中で一番ゆるかったけど、枝は細いけれど一番伸びていた。2メートルくらい。

軽く根鉢を崩して植えつけ、水ゴケマルチ新しいものと交換。


ボイセンベリー(トゲ有)〜2010年

2010/02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を5粒、鉢の縁に押し込む。

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【タイベリー メジナ】
花期…4〜5月 収穫期…6月〜7月 樹勢…強 樹姿…ほふく性
花色…白 果重…不明 果色…赤紫 棘あり

ブラックベリーとラズベリーの種間交配種。ラズベリーに近い風味がある。

2008/12/07天香園より届く。状態悪くはないけれど、葉に虫がついていた。表土にはコケ。10.5センチポット植えだけど、一年生の苗ではないみたい。30センチと40センチ、2本の枝。

2008/12/08、φ18センチのスリット鉢に鉢上する。用土はバラに一度使用したBG土を乾かして再生したもの。

根の中心、がちがち。これ絶対一年生じゃないよ。コケふくめて表土と肩の土をかなりおとして、まわっていた底根も崩す。根色は白くて元気そう。

バイタルに一時間以上漬け、植替え後には、バイタル潅水。枝は2本とも20センチに剪定。水ゴケマルチ。テラスで管理。

2008/12/19テラスから専用庭部分に移動。


タイベリー メジナ〜2009年

2009/02/06元肥として、チップ状の元肥有機(5.4:7.6:4.4)を10グラム土に混ぜる。

2009/05/09専用庭の中から外の石垣部分に移動。

2009/11/06、φ18センチからφ24センチスリット鉢に鉢上。用土は自分で混合したNew標準用土(無肥料の花と野菜の土+赤玉土+パーライト+もみ殻くん灰)にかきがら石灰でPH調整。

8割くらいの根のまわり。そのわりには枝、伸びているほうかも。

軽く根鉢を崩して植えつけ、水ゴケマルチ新しいものと交換。


タイベリー メジナ〜2010年

2010/02/07、寒肥として花ごころの醗酵固形油かすの大粒(4:5:1)を5粒、鉢の縁に押し込む。

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last updata:2010/02/12