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Abraham Derby―アブラハム・ダービィ
English Rose 1985年 イギリス David Austin作 有香 四季咲き
Abraham Derby 20050511
(2005/05/11撮影)
別名
Abraham Country Derby
花色
オレンジピンク
花径/花形
大輪(8〜10cm)八重カップ咲き
濃緑色の照り葉
樹高/樹形
150〜180cm 直立性のシュラブ―ブッシュ型
香り
フルーティーな強い香り
特徴
ミディムピンクのクライミング・ローズAlohaとミディアムイエローのYellow Cushionというアメリカ生れのカップルが結び付いて生まれた。
ピンクにアプリコット色をブレンドした繊細な花色は、蕾から咲き終りまで色の変化が大きく、毎日見ていて飽きない。
大輪の花がつぎつぎ開花し、開花期の長さ、苗の丈夫さ、おいしそうなフルーツの香りに魅力がある。
直立性のシュラブだが、シュートの勢いがよく、2m以上伸ばしてクライミング等、仕立てがきく。
来歴
交配親はYellow Cushion×Aloha。
Abraham Derby(1678-1717)は18世紀、英国で活躍した企業家。

2003年の栽培記録

2003年03月17日、日本ばら園さんよりポット植の挿木苗を通販。

03月18日、3号ポット苗をφ15cmスリット鉢へ鉢替え。用土は、市販の花の土に赤玉土とパーライト、活性炭を混ぜたもの。石灰水を潅水して、水ゴケでマルチしておく。

10月01日、初めての開花。サイズは小さかったけれど、色・形はテキスト通り。

11月26日、φ18cmスリット鉢へ鉢替え。用土は前回と同じもの。根のまわりはびっしりではなかった。一割くらい空きがあった。

2004年の栽培記録

02月13日、他のバラに遅れて地植にする。赤玉土(中粒)と腐葉土、牛糞で植穴の土をほぼ入れ替える。飽和石灰水を潅水。腐葉土マルチ。

春にブラインドの処理をしたところ、まったく芽ぶかない。

場所が悪かったのかと、05月23日、φ24cmスリット鉢へ鉢替え。植えた状態からほとんど根が動いてなかった。用土は以前のものと同じ。

枝があまり伸びない状態が続く。樹を育てるために蕾を取っていたのだけれど、取り忘れ分が7〜8月にかけて3輪ほど咲いた。色・形は問題なかったけれど、花径が小さかった。

冬についた蕾もうっかり咲かせてしまったけれど、こちらはサイズ、テキスト通り。

色は寒さに当ったせいか、以下の通り、シミがういたような花弁になってしまった。

Abraham Derby 2004/12/11-12/14
(2004年12月11日〜14日撮影)

2005年の栽培記録

鉢替えせず、そのまま管理したのが悪かったのか、枝伸び悪い。

それでも、全部で8輪の花が咲いた。全て一茎に一輪の形。

Abraham Derby 2005/05/07-05/10
(2005年05月07日〜10日撮影)

イエローが勝った蕾が、開花するとオレンジピンクが強く出る様は、別の花のよう。 咲き進むとオレンジピンクが色あせてグレーがかる。

↓は蕾と散る間際の花。最初と最後の花色は似ているのね。

Abraham Derby 2005/05/09
(2005年05月09日撮影)

06月01日に二番花が咲いた。花径やや小さいものの、色・形は素敵に咲いた。

06月10日現在、シュートは上ってこないものの、蕾はちらほらついている。

08月29日、返り咲きする全てのバラの枝を、四分の三〜三分の二に切り詰める。

秋の開花、10月12日スタート。11月07日までに7輪の花が咲いてくれた。

Abraham Derby 2005/10/26
(2005年10月26日撮影)

房咲きにならなかった。蕾から咲き出すまでの時間が長く、その間に、風で花弁が痛んでしまったけれど、一輪の花が長く咲いてくれて、楽しめた。

12月15日、φ24cmスリット鉢からφ30cmへ鉢替え作業。

太根からしっかり細根が出て、全体に根が廻っていた。土を落としてバケツ水で根を洗う。

用土は以前と同じく市販の花の土に赤玉土とパーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。針葉樹チップでマルチ。

鉢に三本支柱で円錐をつくり、120cm程度まで残した枝を誘引。

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last updata:2006/02/05