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Lady Hillingdon―レディ ヒリンドン
Tea 1910年 英国 Lowe&Shawyer 有香 四季咲 和名…金華山
Lady Hillingdon 2002/05/03撮影
(2002/05/03撮影)
花色
弁端が白ぼかしのアプリコットイエロー(杏黄色)
花径/花形
中大輪(8〜10cm)八重咲き
光沢があり紫がかった緑色から赤茶色に変わる
樹高/樹形
80〜100cm 木立
香り
純粋なティー(紅茶)香
特徴
株はスリムだけれど丈夫でトゲが少ない。
花はティ・ローズにしては大輪であるが、今では中大輪に属する。
開花すると外弁が半剣弁になり、花弁数は20〜25枚と少ない。3花以上の房咲きになることが多い。
ティ・ローズのフルーティーな芳香があり、この色と香りをしのぐバラはH.Tにもないともいわれる。
来歴
交配親はPapa Gontier×Mme. Hoste。
作出以来かわらぬ人気を保ち、現在も栽培されるティー・ローズの代表品種。
明治時代に「金華山」の名で親しまれた、大正期の主要なガーデンローズ。
クライミングは1917年紹介。

2001年の栽培記録

2001年4月27日、日本ばら園さんより通販。接木ポット苗。

翌日、3号ポット苗から、10号青プラスチック鉢へ鉢替えする。鉢内側にプチプチパッキンを巻く。

用土はピートモス、堆肥中心に鹿沼土とパミスを混ぜたもの。飽和石灰水を潅水。

07月18日、初めての開花。

バラゾウムシの食害酷くて枝がなかなか上がらない。夏の剪定なし。10月に返り咲く。

Lady Hillingdon 2001/10/27撮影
(2001/10/27撮影)

ふんわりとした花容になんともいえな柔らかなアプリコットイエローの花色が素敵。

花もいいけれど、蕾も大好き。何か大切な秘密を抱えていそう。

2002年の栽培記録

赤紫を帯びた葉色や蕾を包む萼の色が美しい。

Lady Hillingdon 2002/04/18-05/03撮影
(2002/04/18-05/03撮影)

04月30日、最初の開花。以降、開花の記録なし。

Lady Hillingdon 2002/05/03撮影
(2002/05/03撮影)

2002年5月の花はうつむき加減に咲きました。

前年、秋の花と比べて、あきらかに色が濃い。

京阪園芸さんのカタログにCl.Lady Hillingdonが『夜温が高いと花色は淡くなります』との記載があったので、気候のせいだと思われます。

赤味を帯びたステムと花色の取り合わせにも心そそられます。姿の他に香りも良く、性質的にも育てやすい薔薇だと思います。

そういうところが人々に好まれて、長く栽培されているのでしょう。

植替えせず2002年の12月まで放っておいたけれど、気がついたら花が咲いている感じで、返り咲いた。

株はあまり大きくならないけれど、元気。

機会があったら、クライミング品種も育ててみたいものです。

12月31日、10号青プラスチック鉢から、9号青プラスチック鉢へ植替えする。

用土は、市販の花の土に赤玉土とパーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水潅水。

2003年の栽培記録

今年は葉や蕾を包む萼に昨年のような赤紫が強く出ていない。

Lady Hillingdon 2003/05/04撮影
(2003/05/04撮影)

05月03日、2輪同時に開花。05月09日、10輪目の花が咲く。以降、花数カウントせず。蕾は少しついていた。

Lady Hillingdon 2003/05/07撮影
(2003/05/07撮影)

08月05日、三番花開花。二番花の開花記録は残っていない。

秋の開花は10月02日から。10月12日に最後で5輪目の花が咲いた。

2004年の栽培記録

うどん粉病が出てしまっているけれど、例年通り、10以上の蕾がついている。

Lady Hillingdon 2004/05/02撮影
(2004/05/02撮影)

04月27日、最初の開花。05月09日、10輪目の花が咲く。以降カウントせず。蕾、少し残っている。

Lady Hillingdon 2004/05/03撮影
(2004/05/03撮影)

今年は房で綺麗に咲いてくれた。

Lady Hillingdon 2004/05/03撮影
(2004/05/03撮影)

2004年夏は酷暑。コガネムシが大発生し幼虫の根の食害で、9〜10月に地植バラを全て鉢上することに。鉢数が増え持ちきれなくなり、09月03処分。

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last updata:2005/08/19