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The Fairy―ザ フェアリー
Polyantha イギリス Ann Bentall 1932年 無香 四季咲
The Fairy 2004/05/29撮影
(2004/05/03撮影)
別名
Fairy
花色
ライト・ピンク
花径/花形
小輪(3cm)ロゼット咲き
咲き方
房咲き
樹高/樹形
60〜100センチ 匍匐性
香り
ほとんどない
特徴
扇状に横に広がって行く矮性シュラブ。
「妖精」の名の通りに可愛らしいピンクの小輪花が見事な房咲きとなり、繰り返し良く咲く。
木漏れ日程度の半日陰でも逞しく育ち花をつける強健な品種。
スタンダード仕立ては特に美しい。
秋にもよく咲き、ウォールガーデンの足元にも良い。
来歴
交配親はPaul Crampel×Lady Gay。

1998〜2002年の栽培記録

1998年、大阪の百貨店にて、花のない時期に挿木苗を購入。800円くらいだった。

購入後、すぐに地植にする。

地を這うように広がる枝だと本を読んで知っていたので、場所を選んで植えたため、一度も植替えすることなく転居の年まで楽しむ。

気がついたら、適当に返り咲いていた。

春の花は小輪ながら一杯さいて豪華だった。

低温にも強く、よく返り咲いていたという記憶がある。

2000年05月26日、開花スタート。

2000年に限って、秋の開花がまったくなかった。他にThe Fairyと同じく地植のPeachi Blossomもバラゾウムシと黒点病の被害で枝が伸びなかったため、蕾がつかず花がなかった。

The Fairy 2002/05/23撮影
(2002/05/23撮影)

青い花との色映りがとてもよかったので、春には毎年廻りに勿忘草のドワーフブルーを植えていた。それと↑画像にも写っている広がり過ぎない、パイナップルミントをコンパニオンプランツに、殆ど手をかけずに育てる。

2003年の栽培記録

2003年01月08日、03月の転居に備えて、地植から8号プラスチック青鉢へ鉢上する。

用土は、市販の花の土に赤玉土とパーライト、活性炭を混ぜたもの。飽和石灰水を潅水。

根をかなり切り詰めたので、予備剪定後の枝をもう少し切っておく。02月に本剪定した。

05月19日、最初の花が咲く。翌日から順次開花し21日には10輪目の花が咲く。鉢に移して樹がずいぶん小さくなったけれど、以降カウント不可能なくらい蕾がたくさんついていた。

鉢にしても返り咲き性は変わらず、真夏も休まず花が咲いていた。。

秋の開花も見事だった。

The Fairy 2003/10/05撮影
(2003/10/05撮影)

小さな花が大きな房になって咲く。

最初に咲いた花が色褪せ、後から咲いた花とのグラデーションを作るのが美しい。

花持も良い方だと思う。

The Fairy 2003/10/05撮影
(2003/10/05撮影)

2004年の栽培記録

この冬は植替えせず。

2004年02月12日、冬の剪定。

04月08日、伸びだした新芽の先に虫がもぐりこみ、ほぼ全部の芽が食害される。

虫被害で開花がずれてしまう。

The Fairy 2004/05/03撮影
(2004/05/03撮影)

2004年は例年よりバラの開花が早く、The Fairyがまだ蕾の05月03日には、他のバラは殆ど咲き出していた。

05月24日、最初の開花。他のバラの開花は一通り終っている。

The Fairy 2004/05/29撮影
(2004/05/29撮影)

05月末の時点でまだ開花のピークが来ていない。

The Fairy 2004/05/29撮影
(2004/05/29撮影)

匍匐する感じの樹形で、↑画像のように普通に鉢に植えたのでは、見映えがしない。

場所を選んで地植にするか、鉢ならスタンダードに仕立てた方が良いと思う。

返り咲きは好調で、気がつくと花が咲いていた。

10月、鉢の数が増え、持ちきれなくなったため、処分。

育てたPolyanthaの中では、The FairyとMarie Pavieは機会があればもう一度育ててみたい。

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last updata:2005/11/27