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カモミール

カモミールといえばジャーマンカモミールが一般に馴染み深いかとおもいますが、軽いアレルギーがあるため利用できず、栽培をやめてしまいました。

【ローマンカモミール】
キク科カモマイル属 耐寒性 多年草
原産地…ヨーロッパ 別名…ローマンカモマイル
学名…Chamaemelum nobile 和名…ローマカミツレ

ほふく性で草丈低く、邪魔にならないのが良い。

コンパニオンプランツとしての実力をあてにして、あちこち寄植えに加えている。

【ダイヤーズカモミール】
キク科ローマカミツレ属 多年草
原産地…ヨーロッパ カフカス地方 トルコ イラン
学名…Anthemis tinctoria 和名…コウヤカミツレ

名前からも分かるように本来、染色用のハーブ。開ききった花を使うらしいのですが、染色をしない私は切花用として栽培しています。

咲き始めに切れば花粉も散らず花もちも良い。

観賞用の品種改良で花色の濃淡、花のサイズ、草丈等、バリエーションあり。

基本品種が好きなので、育てたことがあるのは、ベーシックなもののみ。

コーンフラワー
キク科ヤグルマキク属 耐寒性1年草
原産地…ヨーロッパ東南部 小アジア
学名…Centaurea cyanus 和名…ヤグルマギク ヤグルマソウ

収斂作用があるため傷薬などに用いられてきたハーブ。

乾燥しても色のあせない青い花びらが好きで、育ててはせっせと乾燥させて瓶に貯めている。

乾燥したものをフェイシャルスチームに。フレッシュの花びらが使える時期はサラダに散らしたり。

日本では観賞用としての栽培が盛んで多くの改良品種があり、さまざまな花色がある。

タラゴン
キク科ヨモギ属 耐寒性 多年草
原産地…中央アジア〜シベリア 北米 別名…エストラゴン
学名…Artemisia dracunculus 和名…タラゴン
タラゴン 2003/03/27撮影
(2003/03/27撮影)

フランス料理、特にエスカルゴ料理の風味づけで有名。

フレンチタラゴンで作ったハーブビネガーをワカサギのフライにかけて食べるのが好き。フレッシュハーブで作ったオムレツも好物。

他のハーブと組み合わせてもよく料理に使う。ほんのちょっとなんだけど、入れると入れないでは味が違う。

高温多湿に弱く、我が家では鉢栽培にしておいても、気をつけないと夏に枯れそうになる。伸びるのも早くはないので、貴重です。

生育旺盛だけれど風味が劣るとされるロシアンタラゴンは栽培したことがない。

ポットマリーゴールド
キク科キンセンカ属 半耐寒性1年草
原産地…ヨーロッパ南部 別名…カレンデュラ
学名…Calendula officinalis 和名…キンセンカ

薬用、ティー、染料など利用範囲の広いハーブ。

花弁に収斂、殺菌、消炎作用があり、オイルに漬けて手荒れ対策に使ったこともあったけれど、最近は、コーンフラワーと同じく、フレッシュをエディブルフラワーに、ドライをフェイシャルスチームに使うくらい。

あんまり使わないのだけれど、秋に播種して育てるのが好き。花色が好きということで、一重の原種の種子を求めては、育てている。

フィーバーヒュー
キク科ヨモギギク属 耐寒性 多年草
原産地…アジア西部 バルカン半島
学名…Tanacetum parthenium 和名…マツシロギク
【フィーバーヒュー】

花や葉を薬用に、葉を香辛料に使われてきたハーブ。

今のところ食用にしたことなし。素朴な花が好きで切花として利用。コンパニオンプランツとしてバラのそばに植えていた。

【ゴールデンフィーバーヒュー】
学名…T.parthenium'Aureum'

黄金葉で基本種より草丈低くまとまりよい。

葉の色と花が好きで観賞用に育てている。

コモンヤロウ
キク科ノコギリソウ属 耐寒性 好日性 多年草
原産地…ヨーロッパ アジア 北米
学名…Achillea millefolium 和名…セイヨウノコギリソウ
コモンヤロウ 2004/05/06撮影
(2004/05/06撮影)

薬用ハーブとして古代ギリシャ時代から、かなり重要なハーブとして利用されてきた。血止めの草として有名。

切花として使う他、効いてるかどうかはわからないけど、葉を煮出して天然の虫除け兼肥料として使っている。

丈夫で周囲の植物を害虫から守るコンパニオンプランツになるのだけれど、ウドン粉病に弱く、梅雨前後には必ず発病してしまうのが難点。ウドン粉病にかかりやすい植物から離して栽培するようにしている。

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last updata:2005/03/11